『クリアー整体ヒーリング』です

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自然の凶暴さによって勘の鋭さは磨かれる

人間生きてれば笑いもすれば泣きもします。
怒ったりも羨んだりもするものです。
快楽もあれば苦痛もあります。
そうした身体や心に起こる大波小波を日々乗り越え、また乗り越えてゆくのが『人間の日常』なんだと思います。

そういった『人間の日常』に根ざしたありふれた平衡感覚を先ず大切にすることが心がオカシげな方向を向いて突っ走らないようにするための最終的な羅針盤になるのです。
それは例えば「(理由は分からないけど) 何だかこれ食べたら危ないぞ⁉︎」という所謂『勘』や「(特に何があったわけではないけど) この店何か良くないなぁ(ー ー;)」という感覚のことです。
生きるためにこの世の動物に遍く与えられた危機察知能力と申しましょうか…
 
つまり、勘ってのは選ばれた特別な人だけが持つ特殊能力などではないということです。
それどころかどこにでも誰にでもある、もっと言えば人間以外の生物も持っている生きるためのチカラです。

繰り返しになりますが、いざという時の危機察知能力というのはごく普通の日常生活の中にある平衡感覚に支えられています。 
つまり、平衡感覚を磨くことが『勘』を鋭くすることに通じるわけです。  
 
で、問題は具体的に「どうやったら『勘』を鋭くすることが出来るのか?」ってことです。
抽象的な能書きばかりじゃ仕方ありませんので。
 
簡単にいうと勘を鋭くするには出来るだけ自然に触れる機会を増やすことです。
それも箱庭のような穏やかで管理された自然ではなく、出来れば自然の猛々しい相貌にちょっとでも多く触れることです。
 
要するに最初に申し上げた生き物が持って生まれた危機察知能力が発動する場面を増やすことです。
それによって否応なく勘は研ぎ澄まされるでしょう。
そうじゃなけりゃ自然の中では、簡単に死がやって来たりしますからね。
 
昔磯釣りを趣味にしてた頃瀬戸大橋の掛かった島々の辺りにもよく行ってました。
島の間の海峡部は狭く、流れ出せば大きな河が流れるようにうねりながら凄まじい勢いで流れていきます。
 
そこに人がポチャンと落ちれば木の葉のようにあっという間に遥か彼方まで流れていくだろうなぁと皮膚感覚で分かります。
生と死は紙一重だなってのは理屈じゃなくて何度も感じました。
で、最近またこんな文章を拝見したのです。
北海道に「神隠し」系の伝承があまりないのは、開拓以来の伝承される歴史が短いだけではなく、超自然の力を持ち出すまでもなく自然が簡単に人の命を奪うくらい凶暴だって実感できるから、というのもあると思う。
勘の鋭さってのは、「自然が簡単に人の命を奪うくらい凶暴だってことをどれくらい実感してきたか」と比例してる気がします。
その実感こそが人が元々持っている危機察知能力を磨くのだろうと思いますので。
 
 
 
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