人間はすぐに自然を支配したがりますが、人間が自然を支配下に置くって考え方自体傲岸不遜であろうと感じます。
不自然で、無理があるのです。
その無理もたまたまではなく根本的に無理だって話です。
何故なら、人間は自然というモノのごく一部だからです。
自然の中に人間がいて、動物がいて、植物がいるのです。
その無理もたまたまではなく根本的に無理だって話です。
何故なら、人間は自然というモノのごく一部だからです。
自然の中に人間がいて、動物がいて、植物がいるのです。
自然にとっては人間が特別だったことはないし、これからも特別であることはないでしょう。
というかそれがなければ自然を支配しようなんてそもそも思わないでしょう。
言ってみれば「自己チュー」ならぬ「人間チュー」ってヤツです。
ここでいう「人間チュー」とは、「この世界は人間を中心に回っている！」と本気かつ無邪気に信じている人たちのことです。
まあ、我々は人間なので、人間に対して「贔屓目で見る」という行為は少しくらいあってもいいのかなと思います。
「人間チュー」を全否定する気もありません。
みんな多かれ少なかれ「自己チュー」だしね…
ただ、一般的に「自己チュー」は恥ずかしいことだと考えられています。
自分を客観視出来ず大人になりきれない残念な人だとね。
「人間チュー」だって同様に恥ずかしいことではないでしょうかねぇ。
少なくとも個人的には「自己チュー」以上に「人間チュー」は残念な存在だと思っています。
例えていえば「オトナがかかる中二病」って感じです。
中二病とは要するに「自分が世界の主人公で、この世界は自分を中心に回っていて、自分の世界観を強く反映した行動や言動をとってしまう状態」の事。
「人間が地球を救わなければならない！」みたいな変な使命感に燃えてね…
で、最近またこんな文章を拝見したのです↓
木霊（こだま）という言葉がありますが、植物は人間の言葉や歌を音声テレパシーで反復することがあります。 ツボに入ると、街中の植物が輪唱しながら延々と繰り返します。
植物がなんで人間の言葉を反復すると思うんでしょうねぇ？
その考え方自体がものすごく人間チューだなと私には感じられます。
まるで「植物は人間につき従うモノだ」という前提でモノを言ってるみたいで…
人間が人間のコトワリで動くように植物は植物のコトワリで動いています。
どこかでちょっと交わることはあっても、あくまでも別々のモノです。
動物であってもそれは同じこと、その在り方を人のコトワリに従わそうってのは何だか傲慢ではないでしょうか？
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