『クリアー整体ヒーリング』です

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中途半端に物事を知ってて、全てを分かったつもりになってる人は厄介である

人間というのは本質的に無知な生き物です。
人間ごときが何でも分かるわけがないのですから当たり前です。
 
でも、知らない部分は何かで補わなきゃなりません。
その何かとは簡単にいえば想像力です。 
ここでいう想像力とは知らないなら知らないなりに一生懸命察したり慮ったりしようとする心の働きのことです。
 
先ず自分の無知を皮膚感覚で知ることが想像力を養う第一歩です。
逆に知ったつもりになればなるほど想像力を失っていきます。
 
想像力とは自分の無知を知ることから始まるからです。
「オレは何でも知ってるんだぜ!」みたいな人は想像力が乏しいと考えて先ずハズレはありません。
 
で、「オレは何でも知ってるんだぜ!」みたいな人は思い込みで何でも判断しようとします。
想像力がないので、自分がそれまでに見聞したモノでしか判断出来ないのです。
 
何にしろ完璧な叡智なんてモノはこの世にはありません。
「思いつく→実験する→多分そうだろうな」って感じで物事を知っていく以外人間には手はないのだろうと思います。
過去も現在も未来もね!
 
そうやって少しずつ少しずつ進んでいくってのが所謂進歩ってモノだろうと感じるのです。
「進歩っていうのはあっちへぶつかりこっちで躓きながら、その結果として何かを掴むことで初めて成り立つものだ」ということです。
たまたまでは無く必然としてね。
 
だとしたら「オレは何でも知ってるんだぜ!」みたいになってる時点で進歩は止まってます。
知らないことは知らないモノとして判断を保留にする方がずっとマシだと思います。
 
それは単に何にも知らない人間より一部だけ知ってて全部分かったつもりになってる人間の方がずっと始末が悪いからです。
例えばこんな風に↓
生理痛を知らない男上司よりも、生理痛が軽い女上司の方が色々厄介である。
男性の場合生理痛に関して体感として知り得ないので想像力でカバーするか、鈍感にデリカシーなく無視するかしか方法はありません。
女性の場合生理痛は自分の体験としては知っているが、想像力がなければ自分の経験が生理痛の『スタンダード』(当たり前) だと思い込むのです。
言い換えるなら、「自分が経験してきたようなモノ以外にも生理痛ってのがあるかも知れない」などという想像力が働かないってことです。
 
これは別に生理痛に限りません。
中途半端に物事を知ってて、想像力が欠けているような人はホント厄介です。
何でも分かってるつもりになって、自分の主義・主張を他人にも強引に押し付けようとしたりしますので…
 
 
 
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