「人間は元々苦しみ一つない『永遠の楽園』にいた」という伝説です。
つまり、この楽園の話には「神に造られた原初の人間は何の苦しみもない世界で当たり前に生きていた」という設定がベーシックに組み込まれているのです。
しかし、結局「人間の邪まな行いが神の怒りをかい、 初めに暮らしていた楽園を失い、苦しみと短い寿命の今の世界に住むようになった」という結末も同時に用意されています。
「自業自得で人間は楽園を失ったんだよ」というバッドエンドがです。
このお話が事実なら「この世は一度楽園だった」ってことになります。
だからこそ楽園伝説を信じる人の心のどこかには「人間ってのは元々ラッキでーハッピーな状態がデフォルト (常態)なのだ」という強い想いがあるのだと思います。
ここでいう『楽園伝説』というのは「人間は元々苦しみ一つない『永遠の楽園』にいたのだから、最終的には楽園を取り戻せるはずだ!」という希望にあふれたお話のことです。
個人的には楽園伝説は罪作りなお伽噺だなとつくづく思います。
最初からボタンのかけ違いをした『無い物ねだり』の人間を大勢生み出してしまったという意味でね…
そもそもこの世は『人間だけのために作られた世界』ではありません。
この世は『人間が生きている間仮住まいさせてもらってる場所』です。
過去・現在・未来、生きている人間は全員『この世の居候』に過ぎないのです。
その場所で、人間が「楽園を失った」とか「楽園を取り戻す」とか騒ぐこと自体とても滑稽に見えます。
「誰のための楽園?」「何のための楽園?」って思えるからです。
少なくともエデンの園は人間以外の生き物にとっての楽園には見えません。
ユダヤ・キリスト教は徹底した人間優越主義ですので、当たり前なのでしょうが…
楽園伝説ってのはどこまで行っても、「遅れているモノは必然的に進化して、最終形態のパラダイスに近付いていく」というキリスト教的な終末論がベースになっています。
そこにあるのは「物事は必ず神の計画通り過去から未来へ進歩していくはずだ!」という固定観念です。
楽園伝説というのは本質的に宿命論です。
ここでいう宿命論とは「全ての出来事は(ユダヤの)神があらかじめ全部決めていて、世界はその筋書き通りに物語を紡いでいくはずだ」という設定のことです。
これからは「すべてのモノゴトは必然的に進化に向かい、遅かれ早かれ最終形態のパラダイスに行きつく」みたいな楽園伝説を、何とな〜くしかし強固に信じてきた『世界』は終わりを迎えるでしょう。
それは、500年ほど続いた『ヨーロッパ風味の近代の終焉』ってことです。
これからは、『これまで以上にそれぞれの心が深く試される時代』がやって来るでしょう。
というかすでにもうやって来ているのかもしれません…
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