波動があるというのは常に動いているということです。
だから、人の運命も相対的なモノです。すべてのモノが常に動いてるのですから、そうならざるを得ません。
それは、世の中のモノはすべて相対的に出来ているってことでもあります。
それぞれの運命は常に絡み合い、影響を与え合いながら存在してるってことなのです。
なので、人と交わり、この世と交わることなくして運命は切り拓けないのです。
つまり、人の運は人・モノ・場所との出会いとその際における選択から生まれます。
そうやって生まれた一つの『運』が巨大なジグソーパズルのピースのように繋がっていくのです。
しかもそのパズルは一人の人間だけで完結するものではありません。
人の一生という小さなパズルはもっとずっと巨大な世界というパズルのささやかなワンピースに過ぎないからです。
ということは当然ながら一人の人間の範疇に『運命』というモノが全て収まるなんてことはありません。
ただ、『運命』というモノが考えられる場合、大抵は1人のモノとして切り離して捉えられることが多いんじゃないでしょうか?
実際はスポーツで例えるなら運命というのはチームスポーツのようなモノです。
チームスポーツなら、いくら1人の傑出した選手がいても、チームプレーが円滑に行われなければ勝てません。
個々の選手自体は独立していますが、チームの運命はみんなで共有するモノなのです。
所謂一つの引き寄せの法則って呼ばれるものがあります。
その法則によると何でも「方法さえ間違わなければどんなことでも無制限に引き寄せられる!」ってことらしいです。
その根拠となるのは「私なら私個人が考えたことが世界そのものを創っている」って発想です。
だから、何でも自分の考えた通りになるのだと…
この考え方の根底には「運命は一話完結ならぬ一人完結するモノだ」ってのがあるように思われます。
「運命というかこの世界が、一人の人間の範疇にスッポリ収まっている」という発想から始まっているのです。
逆にいえばたった一人の人間の思考が時空を貫いてこの宇宙すべてを作っている…
そうでも考えなければそもそも成り立たない考え方だろうと思います。
でもねぇ、それってたった一人で野球やサッカーが出来ると考えるようなモノです。
不自然で無理がある考え方です。
単純ないって不可能ですからねぇ。
引き寄せの法則ってのは以上のごとく成立不可能なモノですが、この手の机上の理屈ってのは他にも結構あるような気がします。
少なくとも運命が1人の範疇に収まると考える前提の理屈にもし出会ったら、十分眉に唾をつけて見たほうがいいでしょう。
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