「見たいものを見たいように見ている」とは「その人の見ている所謂『現実』というのが潜在意識やら先入観やらによって半ば無意識に集められた出来事の集積に過ぎない」ということです。
簡単にいえば、「全ての人は自分仕様の色眼鏡でモノゴトを見ている」ということです。
人は誰しも個人的な経験を経て、その人独自の考え方を持つに至ります。
その人のかけてる色眼鏡はその人の経験の産物だってことです。
その色眼鏡をここでは『主観』と呼ぶことにします。
『主観』というものには大なり小なり『偏り』が存在します。
その『偏り』はその人の経験値によって引き起こされるモノです。
だから、人間が見ている『世界』というモノは常に個人的な『偏り』があるのです。
そのように、人間の見ている『世界』は元々偏っていくモノなので、『偏り』を認識して修正する作業をどこかで加えないと心はバランスを崩す方向へ向かいます。
あまりにもバランスを崩したままほっとけば、心はドンドン捻れて歪んでいくのです。
そうやって捻れて歪んでいく『偏り』をひたすら容認した果てに出来上がる心を『頑迷固陋』と言います。
かたくなで他の意見も聞き入れず、ものの道理もわからず、かちかち頭で視野が狭く、正しい判断が下せないさま。
『頑迷固陋』をもう少し簡単な言葉でいうと『頑固』という言葉になります。
人間の心ってのは、ほっとけば例外なく『頑固』に近づいていきます。
年寄りに頑固者が多いのはそのせいですが、若くても当然『頑固』にはなっていきます。
厄介なのは、『頑固』なことを「一本筋の通った信念のある状態」みたいなモノと勘違いする人がいらっしゃることです。
あるいは聞き分けの悪いことを「ブレない軸がある」とか勘違いする人もいらっしゃいます。
その人たちの勘違いの最たるモノが「真実は一つ!」みたいな世界の捉え方です。
それこそ私の言う「全ての人は自分仕様の色眼鏡でモノゴトを見ている」というのとは真逆な世界の捉え方です。
最近はよく「『自分軸』を持ちなさい!」なんてことをおっしゃる方がいらっしゃいます。
でもね、その『自分軸』ってのも当たり前に捻れて歪んでいくのです。
「自分軸を待て!」とおっしゃる方にはあまりその自覚があるようには感じられません。
もしそうであるなら、頑固になりやすい心の状態に近付いている気がします。
人には『バランス感覚のある疑り深さ』が必要です。
もっといえば『正しい!』のブラックボックスを自分の中に可能な限り作らないようにすることです。
だって、人間は生まれてから死ぬまでずっと『主観の色眼鏡』をかけているのですから。
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