でも、知らない部分は何かで補わなきゃなりません。
その何かとは簡単にいえば『想像力』です。
ここでいう『想像力』とは知らないなら知らないなりに一生懸命察したり慮ったりしようとする心の働きのことです。
このブログでは何度も想像力の大切さについて述べてきました。
「想像力こそが人間らしさの根っこである」ということについてね。
ここでいう『人間らしさ』とは他者に対して『想像力』を十分に発揮できる状態のことです。
知らないなら知らないなりに一生懸命察したり慮ったりしようとする心の働きが、他者の痛みや苦しみまた喜びや希望などに対する敏感さを生むからです。
先ず自分の無知を皮膚感覚で知ることが『想像力』を養う第一歩です。
逆に何でも知っているつもりになればなるほど『想像力』は失なわれていきます。
「慮るチカラが弱い」というのは「心の視野が狭い」ということです。
人間心の視野が狭くなるほど自分の周りのことしか見えなくなります。
見えてるのは『自分』から見て半径3メートルくらいのマイワールドです。
そして、そのマイワールドこそ『世界』そのものだと勘違いしてしまいがちです。
視野の狭い人は思い込みが激しいです。
思い込みが激しい人は他人の感覚・感情を素直に受け入れられません。
理屈ではなく、それこそ感覚・感情として受け入れられないのです。
最近は「自分は悪くない。相手が悪いのだ!」という他責思考を頻繁にしてしまう人が、増えていると言われています。
それもまた心の視野の狭さの表れの一つなのではないでしょうか?
「自分の感じること(感覚・感情)こそが唯一のスタンダードである!」という思い込みが強いから「自分は悪くない!」って方向へすぐに考えが向くのだと思います。
他責思考ってのは、まさに『想像力』が無くなると人はどうなるかの格好の見本と言えるでしょう。
他人に対する想像力が働かないので、「自分が!自分が!」って方向へ思考が向きがちになるのです。
簡単に言えば、「相手の立場に立って物事が考えられない」ってことです。
そういう人は、慮る心のチカラが弱いので、どうしてもそうなりやすいです。
往々にして、無知な人ほど自信満々だったりします。
そして、他人からは「その自信はどこから出ているんだ」と呆れられることも少なくありません。
その答えは、「自分の感じること(感覚・感情)こそが唯一のスタンダードである!」という思い込みが強いからです。
関連記事 思い込みの激しさと「信じられない!」という言葉 - 『クリアー整体ヒーリング』です
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