式神（しきがみ、しきじん、識神）とは、陰陽師が使役する鬼神のことで、人心から起こる悪行や善行を見定める役を務めるもの。式の神ともいい、文献によっては式鬼（しき）、式鬼神ともいう。
一般に式神を使っていたと言われているのは中世の陰陽師です。
ただ、現代でも魔術的な方法によって出来る何らかのエネルギー体を使役出来るという方はいらっしゃいます。
少なくともそういうモノを使おうとする意志のある人々は存在するわけです。
それは何も日本だけとは限りません。
洋の東西を問わずそういったことをしたがる人間は昔から大勢いるようです。
アラビアンナイトにも「所有者となった者がランプを擦ると魔神が現れ、様々な願いを叶えてくれる」という話があります。
「人外のチカラは使役出来る」という観念が先になければ成立しない話です。
改めて本ブログで申し上げるところの所謂『式神』について定義しておきます。
本来の意味とはずれますが、ここでは「何らかの呪術的な方法をもって特定の人間が意図的に呼び出し、使役することの出来るエネルギー体全般のこと」とします。
で、ここからが本題なのですが、最近あちこちでその手のエネルギーに遭遇することが少なくないわけです。
ヒーリングなどしていれば仕方ないのかも知れませんがね…
チャイナ・コリア・インド・アメリカなどなど、世界のあちこちからやって来る波動エネルギーがこの国にはたくさんあります。
その中には所謂『式神』も居るのです。
ちょっと居るとかではなく、半端なく居ます。
そういうモノがたくさん居るということはそういったモノを操る人間もまたそれに見合うだけ存在するということです。
目に見える世界だけではなく、目に見えない世界でもチカラの争奪戦は日々行われています。
逆にいえば、チカラの争奪戦のためなら、物理的な物から式神のようなオカルト的なモノまで何でも使っているということです。
それはあたかも表向きのクリーンな建前の裏側にダーティーでエゲツない本音が隠されているようなモノです。
ていうか今のご時世分かる人が見ればもはや本音の部分は全然隠れてはないですけどね…
テレビで例えれば、建前はもっともらしい綺麗事の言説、本音は自分らの勝手な都合で成り立ってるヤラセとでっち上げ、みたいな感じでしょうか。
テレビを鵜呑みにする人にしたらテレビから出てくる言葉は真実なのでしょうけど、分かっている人には三文芝居に見えると思います。
少し本題からズレましたが、この世界では、眼には見えなくても式神みたいなモノがウヨウヨいて、それぞれの勢力が縄張り争いを繰り広げているということです。
昔ならそういうことが分からなくても一生そんなモノには関わらずにのほほんと生きられましたが、今は分からなくても池袋の一件みたいな『もらい事故』のようなモノが増えたので自分の勘が止めろということはやめた方がいいでしょう。
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