本当にあった怖い話ってのがありますが、今回は本当にあったデキすぎた話ってのを語ってみようと思います。
当然ですが実話です。
若い頃の私といえば放蕩と呼べるほど大層なことはしてませんが、それなりに遊びまわってはいたのです。
地方都市ではありますが、家は歩いてふらっと飲みに行けるくらい繁華街に近いところにありましたので、何かといえば理由をつけて一人だろうと平気で飲み歩いておりました。
そんな生活をしていたある時の話です。
その日は確か昼間に台風が通って夕方まで雨が残っていたんじゃなかったでしょうか?
夜になると台風は行き過ぎて雨も上がっていました。
とはいえそんな日の夜にわざわざ知人・友人にアポを取って飲みに出かけようなんて酔狂な人は、私を含めてもちらほらして見かけません。
夜の街は今でいうところの緊急事態宣言中の夜みたいに閑散としていたのです。
行きつけのスナックに行ったら案の定お客さんは1人もいません。
いつも座るカウンターの奥の席でチビチビ飲んで居たら、ドアが開いて40歳台くらいの男性が一人入ってきたのです。
そのお客さんは3・4つ離れたカウンターの席に座りました。
で、ここからが「デキすぎた話」ってヤツです。
お店のママさんと後から来たお客さんの会話の内容がソレです。
何しろ客が2人に店の人が1人、聞き耳など立てなくても話の内容は聞こえてきます。
お客さんは久しぶりにその店に来たようです。
なぜ長いこと来なかったかということを話してました。
要約するとこんな感じです。
2度目の結婚をして少し経ったある日、嫁が妊娠していることが分かり、その人にとっては40過ぎで初めて授かった子どもだったので、ものすごく嬉しかったと。
嫁のお腹も随分大きくなってもうすぐ産まれるなぁと思ってたある日、嫁がクルマにはねられてお腹の子と一緒に亡くなったと。
その後県北の嫁の実家に行ってその人たちの娘と孫を守れなかったことを謝り、墓はご両親のそばでとお願いして、つい先日納骨が済んだんだよと。
男の人は私に向かって「こんな重い話聞かせて済みませんねm(_ _)m」みたいなことをおっしゃってましたが、私は「いえいえ」としか返せませんでした。
私はその時30歳を少しすぎたくらいでしたが、至って浅い人生経験しか持ち合わせない薄っぺらい若造でしたので…
デキすぎてる部分ってのは、この出来事があった頃にちょうど流行っていたのが、虎舞竜のロードって曲で、その店でも有線でかかってるのを何度か聞いたことがあるのですが、その内容と聞いた話があまりにも似たような感じだったのでびっくりしたのです(もちろん細部は違いますが)
まあ、厳密にいえばロードって曲の歌詞の内容を知るのは、その人の話を聞いた時より少し後のことなんですけどね…
すごくドラマチックな話ってのは人から聞かされるとウソくさいなと感じるものですが、自分が出会うことはほとんどないし、ましてやリアルタイムで流行ってる歌の歌詞にすごく似ているなんでことはもっとないだろうなと思うのです。
人間長いこと生きてれば色んな出来事に出会うモノです…
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