とはいえ全体的に見ればそういうことに鈍感というか、感じようとしない人の方が大多数でしょう。
ただ、そういう鈍感な人であっても眼に見えないエネルギーの影響をまったく受けていないわけではありません。
影響を受ける時は誰でも受けるのです。
病気のもとになるウイルスとかを知らぬ間にどこかから『お持ち帰り』してしまうようにね。
で、眼に見えないエネルギーを『お持ち帰り』しやすい場所として一番ポピュラーなのが、人が多い場所です。
そういう場所には様々なエネルギーが集まってきているからです。
例えば大きな街にあるターミナル駅だとか、巨大なショッピングモールなどがそれです。
まあ、東京みたいな大都会の真ん中なら、どこにいたってエネルギーは多いんですけどね。
街中でなくても、田舎であっても祭りだとか花火大会だとか大きな催し物があったりすれば、眼に見えないエネルギーたちもすごい勢いでわんさか寄ってきます。
阿波踊りとか地元だけではなく遠くの方まで名の知れた大きな催し物となればなるほど、寄って来るエネルギーの量も桁違いに多かったりします。
寄って来るモノは、まずそこに集う人間の想念エネルギーのあやれこれやです。
夏祭りの時期とかなら亡くなったヒトたちも大勢寄ってきます。
あと、物の怪、オニ、蟲の類いも街路灯に集まる虫のように寄ってきます。
また、そういう場所に行けば何かを連れて帰らなくても、その場の『エネルギーの圧』というか空気感みたいなものにアテられてしまう人もいらっしゃるでしょう。
それは何がしかの感覚的な影響を受けているということです。
良くも悪くもその場に渦巻いているエネルギーの影響によって、主に精神的な影響を強く与えられます。
音楽のイベントやスポーツの観戦に行った時に感じる陶酔感の原因の一つがそこにあります。
以上は人の多く集まる場所は眼に見えないエネルギーも同じように集まるという話です。
じゃあ、次に「人があまりいないところはエネルギーはどうなってるのか？」について述べてみます。
人の少なくところというのは都会のように人の多い場所に比べてエネルギーは良くも悪くもみっちりしてません。
「良くも悪くも」と言ったのは、「良い面も悪い面もある」ということです。
良い面は「エネルギー的に訳の分からない色んなモノが寄ってきにくい」ということです。
悪い面は「エネルギーが少ない分エネルギー的な活力が生まれにくい」ということです。
簡単にいえば寂れやすいってことです。
その場所に集う人々が持ち込むエネルギーの質と量が、場の波動を変化させていく部分は決して小さくありません。
そして、勤務や居住という長時間の滞在によって、場の波動が人に与える影響もまた少なくないのです。
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