世の中には宿命論というモノがあります。
「この世界で起こることは予めどうなるか全て決められている」という考え方です。
要するに個人の範疇を遥かに超えてこの世の物事が何処までも1ミリの違いもなく決まっているという話です。
だから、宿命論には先ず『全知全能の神』みたいなモノが存在するという前提が不可欠です。
そういう存在を想定しない限り世界の細々としたところまで全ての事象を寸分違わずプロデュースすることなんて無理でしょうから。
神さまがすでに全てを決めているっていうのが確かなら、当然個人の行う選択なんてなんの意味もないってことになります。
全てが決まってるなら個人がどんな選択をしよう行き着く答えは同じになるわけですからね。
最初から最後まで「キッチリ型にハメられてる」って話です。
考え方としては二つだと思うのです。
一つは神さまってのが人間をとことん特別視して、依怙贔屓して、人間一人一人を完全にモニターしているという説です。
要は「人間を何が何でも助けたいっていう神さまと呼ばれる存在が全ての個人を常時見守っているのだ!」という話です。
個人的にはどう考えたって「自分らだけを無条件に依怙贔屓してくれる『子離れしない親』みたいなカミサマが付かず離れず居てくれる!」なんていう想定には「白馬の王子サマがいつか必ず私を迎えに来てくれる!」って空想と同じくらい無理があります。
しかも『依怙贔屓される人間』というのは大抵特定の宗教の信者の一部とか特定の民族のそのまた一握りとかだしね…
もう一つは世界の全て、時間なら過去から未来までの時間全て、大きさなら原子から宇宙まで全て、遍く一切がすでに決定されているという説です。
万能の唯一絶対神が何処かにいてどんな小さなことも余すことなく決めているって話です。
これも相当無理がある捉え方じゃないでしょうか?
例えば大会社の社長が地方の営業所の新入社員の仕事のやり方をマンツーマンで指導するなんてことはないのです。
それをするのは直属の上司である主任や係長などであって社長の役割ではないからです。
社長の役割は会社そのものを発展させることであって一社員の成長を促すことではありません。
神さまってのも多分それは同じで、個人の運命を一々細かく決める為にいるのではないだろうと思うのです。(世界の創造主とやらがいると仮定しても)
「自分の運命」じゃなく「他人の運命」の手助けをやらされている、というケースがある。(中略) 神には、全ての人の運命が見えていて、さらには、これから生まれてくる魂の運命も見えている。だからこそ、出来る芸当。ちょっとしたことなら神に近い存在の教育係(天使)が行っているかもしれないけど、大規模なことは神が行っているのだ。
上記のの通りなら神さまが一々細かく人の運命を決めてるって話です。
この方のおっしゃる神さまって近所の世話好きのオバちゃん並みにヒマなんでしょうねぇ…
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