『クリアー整体ヒーリング』です

ヒーリングにまつわる話や不思議な話など

「カミサマと人間って実は対等なんだぜ!」とかいう話

このブログにおけるカミサマという言葉が何を表しているかということについて改めて書いておきます。
ここでいう所謂カミサマってのは何かと申しますと「これまで世界のどこかで人間によって崇め奉られてきた眼に見えない存在全般」を指します。
 
今回に限らず私がカミサマって言う時はそういうモノのことを想定しているのです。
簡単にいえば「時代や地域に関わらず誰かが神さまって呼んできた眼に見えない存在はとりあえず丸ごと全部カミサマという『ジャンル』に分類しますよ」ってことです。
 
じゃあ何故そんな風に神を規定するのか?というと、そもそも見えない『何か』に神という名を付けたのは他ならぬ人間だからです。
「神というのはあれでそれでこれで、こういうモノなんだ!」みたいな概念を造ったのが人間だってことです。
 
では、神さまと呼ばれるモノは全て人間の空想上の産物であり、実際にはどこにも存在しないモノであるのかというとそうでもありません。
実在する眼に見えない何かを神さまと呼んでいる場合もあるってことです。
実在すると言っても物理的に存在するわけではないでしょうけどね…
 
とにかく何らかのエネルギー体としては存在するわけです。
亡くなったヒト、物の怪、オニ、式神、蟲、生き霊などのエネルギー体、それらエネルギー体の合体した得体の知れないモノ、エネルギー体の入った岩とかの物、エネルギー体の入った物のある場所、果ては宇宙人なるモノまでカミサマにしてしまってます。
 
で、何でそういったモノまでカミサマとして崇めてるのかというと、それが自分たちに何らかの御利益を与える存在であると考えられているからです。
ぶっちゃけた話「自分らに何か得になることをしてくれる存在が即ち神さまなのだ! 何にもしてくれなきゃ神さまでも何でもない!」って話です。
 
最近以下のような文章を拝見しました。
神さんが上で、人間が下の存在というふうにしないことが大切とのこと。
僕らは本来は神さんと同等の存在で、ただそれを忘れているだけ。
「天は人間の上に神を作らず、人間の下に神を作らず」ってとこでしょうか。
ただねぇ、それだとやがて誤った万能感に行き着く可能性が高い気がしますけどね…
行き着く果ては「オレこそが神さま! 神さまはオレだ!」ってなるでしょうから…
 
少なくとも遅かれ早かれ超自然なモノに対する畏れってのがなくなっていくと思うのです。
聖書に出てくるバベルの塔を作った人々みたいにね…
 
そもそもこの世界には人間が今まで一度もカミサマと認知したことがない『眼に見えない大きな存在』なんて山ほど存在するのです。
そういう『眼に見えない大きな存在』はこの世界の自然の中にひっそりと存在しています。
この世の大きな動きに関係しながらね。
 
個人的には「人間と対等だ」という神さまをわざわざ設定するよりも、そういう『眼に見えない大きな存在』ナチュラルな畏敬を感じていた方がよっぽど心穏やかに生きていける気がしますけどね。
 
 

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