でも、コロナ禍後に起こったことを見ていると、「マインドコントロールというのは、我々のすぐ側にある『ごくありふれた出来事』なんだ」と改めて深く感じるようになったのです。
ただ、今の世界に溢れているマヤカシの数々を見破るためにはその方法だけでは正直難しくなっています。
逆に出来合いの知識に頼りすぎれば、マヤカシの迷路にハマり込んで出られなくなってしまう可能性が高いのではないでしょうか？
いまの世の中、自分の外側から来る知識や権威に過度に囚われることは危険です。
「自分の身は自分で守るしかない」という言葉の意味が、改めて強く万人に問われる時代となっています。
『自分』を守るためには、むやみに理論武装するよりも、ごく普通の日常の中にあるバランス感覚を磨いていくことが大切です。
理屈を武器に他人を支配しようとする者たちで世界は溢れているからです。
これまで現実社会では、一般常識や社会道徳と呼ばれる不文律や法律のような明確な社会的な強制力が人間の心を現実に繋ぎ止める歯止めになってきました。
ただ、今の世界の在り方を見ていると、それが本当に歯止めになっているのか怪しいモノだなと感じられるようになってきています。
それでも、この国の多くの人々の頭の中では、世界は昨日の姿のまま今日も続いているんじゃないでしょうか？
「昨日も今日も明日も何も変わらない」と薄ぼんやりと信じているようにお見受けします。
その象徴の一つがマスクとかコロナとかに対する反応です。
何を信じるか信じないかはそれぞれの自由ですが、2020年で時が止まっているかのような反応をされる人を見ると違和感を感じざるをえません。
率直に申し上げて、「ああ、この人たちはマインドコントロールされたままなんだな」と思ってしまいます。
そもそも日本人は敗戦後、占領軍による強烈なマインドコントロール政策にさらされてきました。それを『WGIP』と言います。
WGIPとは、第二次世界大戦終結後、連合国軍最高司令官総司令部（GHQ）が日本占領政策の一環として行った、日本国民に対する再教育プログラム「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム（War Guilt Information Program）」の略称である。
WGIPの成功により、日本人は非常にマインドコントロールされやすい人々に変えられたと個人的には考えています。
今の世界には大きいモノから小さいモノまでマインドコントロールの手法がウンザリするほど溢れています。
なので、これからは世間に流されず、自分のことは自分で決める意志を持つことがこれまで以上に大切になるでしょう。
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