どんな人の心にも穏やかさとともに荒々しさかあります。それはコインの表と裏みたいなものです。
荒々しさの火を灯せばとりあえずすぐに『前向なココロ』を得られます。
例えば心が折れそうなことがあっても「何くそ！ ふざけんな！」と思うことでへこたれずに済んだってことは誰しもあるでしょう。
だから、荒々しさの持つある種の力強さに魅せられる人が後を絶ちません。
荒々しい心というものは良くも悪くも『分かりやすい生命力の噴出』を促すからです。
でも、荒々しさを生きるための推進力として継続して使い続ければ無理が出てきます。
荒々しさを推進力にするためには絶えず心に『怒り』の炎を燃やしておく必要があるからです。
怒りのエネルギーを燃やすって、つまりはアドレナリンの沸騰みたいなモノを求めてるんです。
それは生きることの推進力として、アドレナリンの沸騰みたいなモノを常に『燃料』としてるってことです。
非常時のイレギュラーとしてならまだ良いのですが、それをいつでもどこでも求めだすとココロが厄介なことになりだします。
最近こんな文章を拝見しました↓
「そう言わなくても」と思うくらい当たりがきつい人。けっこう多いくらいだと思います。よくいるので、それだけでむかついたり悪い人だと思うこともないと。それほどけっこういます。
ここでいう当たりがきつい人ってのは、多分他人に対して厳しい態度を取ることを自分の中で良しとしているのでしょう。
そういう基準を持っているということです。
その手の人は「厳しい自分ってカッコいい！」みたいな自己陶酔感を心のどこかで感じてきたのだと思います。
そして、荒々しい言葉や行動がもたらすアドレナリンもまた感じてきたでしょう。
他人にキツい態度を取ることか常態化している人はそういうところがあると思います。
一言でいえば快感があるからそういうやり方をしているのです。
意識的であれ、半ば無意識であれね！
簡単にいうとキツい態度がクセになっているのです。
そして、クセになっているのは、そこに快感があるからです。
ただ、それは荒々しさを助長し、波動のレベルをさげてしまいます。
別の言葉で言えば波動のレベルの高いモノは穏やかで温かく、波動のレベルの低いモノは荒々しく冷たいのです。
要はキツい態度をクセにすると波動のレベルは下がるってことです。
それ、やめた方が生きやすいんじゃないでしょうかねぇ。
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