チャネリングというものがあります。
スピリチュアル界隈でいわゆる神さま等のお告げを受け取ろうとする行為のことを指します。
もし仮に本当〜に『神の言葉』なるものを受け取れたとしても、それを受け取るのは生身の人間である『一個人』であることに変わりはありません。(個人的には『神の言葉』なるもののほとんどはマヤカシだろうと感じていますけどね)
ですから、所謂『神の言葉』っていうのは誰か個人が受け取った時点で、すでにその人の『主観のバイアス』が憑いているのです。
もし仮に本当〜に『神の言葉』なるものを受け取れたとしても、それを受け取るのは生身の人間である『一個人』であることに変わりはありません。(個人的には『神の言葉』なるもののほとんどはマヤカシだろうと感じていますけどね)
ですから、所謂『神の言葉』っていうのは誰か個人が受け取った時点で、すでにその人の『主観のバイアス』が憑いているのです。
そこのところをしっかり認識していないと、所謂『神の言葉』を得たという万能感であらぬ方向へ心がぶっ飛んでいく可能性が高いでしょう。
「自分は『神の言葉』という絶対不変の善いモノを得たのだ!」という勘違いによってね…
「絶対正しいカミサマの言葉を自分は託かっているのだ!」って気持ちが強くなりがちだからです。
まぁ、「カミサマの言葉を託かった!と称して独白を語っているだけだ」とご自認されている方はまだいいでしょう。
そういう人は所謂『確信犯』なので、神の言葉ってのが『単なる方便』だという自覚を持たれているからです。
本当に厄介なのは、本気で「自分はカミサマの言葉を託されてる!」みたいな感じに信じている人です。
そういう人は「自分は絶対的な真実を握っている」と思い込んでいる確率が高いからです。
チャネリングというのは『万能感のゆりかご』なんだろうと感じます。
行えば行うほど自分が何でも分かっているような感覚が強くなるんじゃないでしょうか?
チャネリングについて以上のような話を書いたことがあります。
チャネリングってのをやればやるほど自分のスゴさ(仮)を実感してしまうようになるって話です。
チャネラーさんの中には、時々その人のもとに神さまや天使や精霊などが、やって来るというお話をされる方かいらっしゃいます。
それは、人間の方が神さまなどを慕っていくのではなく、人間の側を慕って神さまなどがわざわざ来るって話です。
「身のほどを知るっていうのは大事だなぁ」とつくづく感じてしまいます。
でも、似たようなことをおっしゃるかたというのはチャネリング界隈には少なからずいらっしゃるように感じます。
少なくとも「かしこみかしこみ申す」って感じではありません。
チャネリングしている相手に対して良くいえばフレンドリー、悪く言えば馴れ馴れしい雰囲気が感じられます。
チャネリングによって培われた万能感の行き着く先は『傲岸不遜』なのです。
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