『クリアー整体ヒーリング』です

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「昔の「貧乏人の子沢山」は現実的な理由があって成り立ってた」って話

現在日本では少子化が大きな社会問題として騒がれています。
簡単に言うと少子化→人口の縮小→経済の縮小→国家の衰退という筋です。
 
主に人口の縮小によって各種の公共サービスの財源が失われることだけが問題であるかのように事は矮小化されています。
逆にいえば「日本単体の出生率さえ回復させられれば、『解決出来得る問題』である」とボンヤリと捉えられているってことです。
日本が少子化になっていても「世界的規模で見ればこれからもずっと人間の個体数は増え続け、人類は発展し続けるであろう」と大多数の人々が何とな〜く素朴に信じているように見えます。
 
本当の問題は、簡単に言うと「世界人口の不可逆的な縮小→世界文明の長期的停滞→人類そのものの衰退」ではないでしょうか?
つまり、「もうこの地球上では人間は種としての大規模な発展は望めないんじゃないか」ってことです。
 
以上のようなことを以前述べたことがあります。
簡単にいうなら「世界人口は戻り道のない減少傾向にある」って話です。
 
じゃあ、何故世界人口が戻り道もなく減少をしていくのかというと、地球という星に対して人間の数が飽和しているんじゃないかという理由が考えられます。
一時的な人口過多ではなく、種としての人類の数がです。
簡単にいえば『人類多すぎ問題』です。
 
今回はもっと差し迫った現代社会のお話をしてみたいと思います。
結論から言えば、人間社会は文明が進めば進むほど少子化に向かわざるを得ないってことについてです。
 
「若い人にお金が無いから子どもを産む気にならないだけだ。経済的に潤いさえすればそのうち子どもは増えていく」と本気で信じてる人が世の中にはいらっしゃるかも知れません。
でも、日本には昔から『貧乏人の子沢山』って言葉があるのです。
 
「そんなこと言ったって子どもを育てるのには大変お金が掛かるじゃないか!」とおっしゃる方もまたいらっしゃるでしょう。
文明の発達した現代においてはおっしゃる通りです。
 
なら、「昔はそうじゃないのか?」といえば事実としてそうじゃなかったわけです。
昔は日常生活から農作業などの仕事まで、すべてが機械化されず、膨大なマンパワーを必要としていたからです。
 
「日常の単純労働に割ける人手がなければ生きることもままならない時代であった」ということです。
そういう時代において「子どもは労働力そのものだった」のです。
 
「貧乏人なのに何故子どもがたくさんいるのか?」ということに対する『一つの大きな理由』がそこにあります。
金持ちならば「農作業は小作人、日常生活は女中」みたいに赤の他人を金で雇えばいいだけの話ですので。
 
しかも今みたいに20歳過ぎまで子どもを養う必要もなく、現代なら就業年齢にはるかに満たない少年少女(小学校卒業以上)でも商店の丁稚や大きな家の女中などの奉公へ出すことが社会的慣習として十分可能でした。
上の子が奉公に出れば当然食い扶持が減るので、何とか家庭を維持することが出来たりもしたでしょう。
 
別に「昔が良かった」などというつもりはさらさらありません。
ただ、むかしの『貧乏人の子沢山』にはハッキリとした『生々しい理由』があったということが言いたいのです。
今のような「子育てのあり方』であれば『貧乏人の子沢山』どころか、よっぽどの金持ちでもなければ一つの家庭で多人数の子は養えないでしょう。
 
個人個人の種族保存本能や「子孫を増やすのは無条件に善!」みたいな前時代の古くさい価値観におんぶに抱っこで頼ってるようじゃ、これからも人口はそれほど増えないのは明白です。
この先『子沢山』に対しての何らかの明確で現実的な『メリット或いはステイタス』を、社会が個人に対してしっかりと継続的にプレゼンしていかない限りはね…
 
 
 
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