2019年6月に国連が発表した、2100年までの世界人口の予測です。(中略) 最も起こりそうなケースを想定した「中位推計値」で、2050年に97億人、2100年には110億人という数字でした。また、この110億人をピークとして、人口増加は頭打ちになる可能性があるとのことです。
「人口増加が頭打ちになる」ってのは、単純に考えて「もうそれ以上地球は人間を養えません」ってことです。
地球の容量に対して人間の適正数が遥かにオーバーして飽和するってことです。
それは、22世紀以降『人類の歴史』が確実に右肩下がりになるということを指し示しています。
もちろんノストラダムスの予言じゃあるまいし、ある日突然人類滅亡なんてことにはならないでしょう…
滅びるまでの過程で様々な紆余曲折はあると思います。
個人の感じる『時間の単位』で言えば、まだまだ遥か未来まで人類の歴史は続くかも知れません。
ただ、これからゆっくりと確実に種としての人類は衰退していくのは確かです。
そして、2100年で世界人口が頭打ちってことはもうすでに今の時点で人類の衰退は始まってるということです。
ただ、人類の黄昏を肌感覚で認識している人はまだまだ少ない気がします。
以上のようなことを以前に述べたことがあります。『人類という種』の終末期についてです。
個人で例えれば、人類はもう少なく見積もっても70歳すぎくらいには差し掛かっていると思います。
控えめに言っても、自分の人生の終わりを真剣に考えざるを得ない年齢にはなってきているということです。
でも、多くの人たちは「オレたちはまだまだ働き盛りで子育て世代。これからも先は長いぜ!」ってくらいに考えているように見えます。
ここでいう「オレたち」っていうのは人類のことですがね…
で、ここからが本題です。
もう随分前から人間世界はまるで遠心分離機にかけられたように白と黒、上と下、右と左という風に波動がハッキリと分かれ続けてきたように感じます。
その現象は止まることを知らず、様々なモノの違いがドンドンくっきりしてきました。
今となっては、昔ならあったはずのグレーゾーンがほとんど無くなってしまったのです。
個人的にも社会的にもね…
人間は「何やかや言っても自分がよく知っている『昨日までの世界』の延長線上を今も時代は進んでいると信じる人」と「否応なく新しい時間が既に始まってしまったと感じる人」とに大きく別れていっています。
これからもっと両極端に分かれていくでしょう…
人類は常に時の波動というエネルギーの影響を受けています。
今はその影響が誰にでも見やすいカタチで現れやすくなっているということです。
人類の黄昏の時代の分かりやすい表れとしてね…
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