『クリアー整体ヒーリング』です

ヒーリングにまつわる話や不思議な話など

「知り合いが知り合いから聞いた」とかいう流言飛語

私の造語に『仮定盛り』ってのがあります。
「こうに違いない!」という思い込みを土台にして、その上に「ならば、こうなるはずだ!」という仮定の話を『ブレない真実』のように盛り付けていくっていうやり方を表す言葉です。
 
で、盛り付けた話は仮定のはずが直ぐにその場で「そうに違いない!」という『確信』に変質していきます。
っていうか盛られてる途中で、もうすでに『ブレない真実』のように扱われていますけどね…
 
そして、またその『確信』の上に仮定の話が盛られていくのです。
ネバーエンディング盛り盛りストーリーです。
まぁ、思い込みと決めつけのコラボレーションですけどね…
 
だから、仮定盛りの世界ってのはハッキリ言って独りよがりのファンタジーです。
それでも、そのファンタジーが『一人の人間の範疇』に収まっているのなら個人の自由です。
 
しかし、現実にはそういう考え方は大抵周りに弊害をもたらします。
多くの人々がご自分の立てた仮定盛り理論を良かれと思って拡散しようと『印象操作』に走るからです。
 
『印象操作』というのは最初から「結論ありき」です。
つまり、その人の中では結論はすでに決まっているということです。
 
初めから決まっている結論に向かって他者を出来るだけさり気なく誘導して共感を得ようとする方法が『印象操作』です。
で、そのためにあくまでも自分の意見としてではなく、『権威ある他人の意見』或いは『客観的な事実』として「これが真実だ!」という方向へ持っていこうとするのです。 
例えばこんな風に↓
過去の同業者からのメール。その方のスポンサーに現政権の側近がいてこんな話を聞いたそうです。『早々に休業補填なんかしおったらその人間がコロナで逝ってしまったら政府の大損。人口が一定以上減るギリギリのところで生き残った人間だけに最低限の補填をすりゃいいんだ。』
つまり、これは「引用文の人←同業者←同業者のスポンサー←政権の中枢?」という経路で流れてきたという程の話です。
「ひょっとしたら知り合いの知り合いが(個人的な本音として) 本当に言った可能性もほんの少しくらいはあるのかも知れませんが、それをさも政権全体のコンセンサスであるかのように触れ回る」っていうところが、典型的な『印象操作』の手口だなぁと感じます。
 
しかもその知り合いの知り合いが『政権の側近』っていう如何にも陰謀論に出てきそうな黒幕的な『設定』になってるのも「何だかな(ー ー;)」って感じですしねぇ…
ていうか曖昧模糊とした知り合いの知り合いの話をネットで拡散してる時点で個人的には十分アウトな話です。
 
非常時には平常時より一層『流言飛語』が横行するものです
こういう時こそ「知り合いの知り合いから来た伝聞話」とかに踊らされることなく、可能な限り『平常心』を持って物事を見ることが必要なのだと思います。
 
 
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