何らかの現象があるならば必ずそれ相応の原因があります。
逆に言えば結果の無い原因なんて何処にもないということです。
それがここでいうところの『因果応報』です。
なので、因果応報というものはこの世の全てに遍くあります。
原因という種があって結果という花が咲くのです。
原因に見合わない結果があると考えるのは不自然です。
それは何か現象が起こるなら、その現象相応分の原因が必ず何処かにあるってことでもあります。
だから、因果応報というのは宗教やスピリチュアルの専売特許でもないのです。
少なくともこのブログにおいてそれは『原因と結果の関係性を単純に表した言葉』です。
それでも、「神さま絡みのことは普通の因果応報に縛られない」みたいなことをおっしゃる方がたまにいらっしゃいます。
「因果律を超越する出来事だってきっとあるのだ!」って理屈です。
確かに因果応報というものは誰にでも分かりやすく納得出来るようなカタチで何時もやって来るとは限りません。
原因と結果の関係性が一人の人間の理解出来る範疇をはみ出さないとは限らないからです。
ただ、はみ出していようといまいと『来るモノ』はいつか必ずやって来るのです。
それを私は『因果のツケ』って呼んできました。
因果応報とは時間と空間と次元のすべてを跨いで起こるものです。
『一人の人間の記憶に収まるサイズの時間と空間の中だけ』で因果応報が起こる保証などどこにもないのです。
何がどうリンクして、どういう因果関係になってるかなんて一人の人間に俯瞰して見れる規模ではないってことです。
例えていえば宇宙一個分のジクソーパズルがあるとして、それを人間ごときが正確に認識出来るのか?って話です。
普通に考えてデカすぎてそりゃ無理でしょうよ。
あと、目に見える社会における色々な出来事と眼に見えない世界で起こる様々な変化というのはコインの表と裏のように分かち難く結び付いています。
表は表だけで動いてるわけではなく、裏は裏だけで存在してもいません。
表と裏はリンクしながら動いています。
てことは因果は表と裏にまたがって起こるということです。
なので、やっぱり因果の相関関係のすべてどころか、ほんの一部分かればいいくらいに考えてちょうどいいってことです。
それは、我々が今見ている『世界』のすべてはおろか、見えてない世界まで含めたスケールで因果応報は起こるモノあるということです。
だから、因果応報の全体像を捉えることは誰にも出来ません。
ちっぽけな人間という種の個体に出来る範囲を遥かに超えているということです。
それでも、原因と結果は必ず繋がっており、切り離せないのです。
悪いことばかりしてきた人間にたとえ目の前で分かりやすいバチが当たらなくても、その報いはどういうカタチであれいつか必ずやって来るってことです。それがたとえ死んだ後であったとしてもね!
orion12 | プロフィール | ブログサークル
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