ここでいう心の視野の狭さとは自分を相対化して見られなくなった状態の事です。
じゃあ、何故自分を相対化出来なくなってるかというと自分だけを別枠にして考えるクセを付けてしまってるからです。
簡単な話「自分はいつも正しい!」っていうのを心の拠り所にしているからです。
「自分がいつも正しい!」に取り憑かれるとダブルスタンダードになります。
ここでいうダブルスタンダードというのは「同じようなことをしていても自分は何時も正しいけど相手は間違っている」という風な矛盾した考え方のことです。
このダブルスタンダードの大きな問題点は、それにハマっている人の多くが「自分がダブルスタンダードだとはちっとも思ってない」というところです。
そうすると、そのうち自分の中と外の辻褄が合わなくなっていきます。
「いつも必ず正しい!」なんて人はこの世には一人も居ないからです。
あり得ないことを「あり得る!」とするのですから、辻褄が合わなくなっても当然です。
しかし、それでもその人の中では「辻褄は合っている」という設定になっています。
その設定を可能にするのはその人独自の世界観のようなモノです。
「真実は自分ないし自分の仲間のみが知っており、他の人々はマヤカシの世界に生きている」という映画マトリックスのような世界観です。
要するにすべてを自分に都合のいいように歪めて受け止める『心のクセ』が憑いているので、ダブルスタンダードな状態でいても何の矛盾も感じず平気でいられるのです。
例えばこんな風に↓
霊力をお金に換えてはいけないという話をしましたが、占いはお金を取っても大丈夫です。タロットならカードの種類や並び、占星術なら天体の位置関係という形で「可視化」され、解釈の仕方を「説明可能」だからです。
この方は前提として「霊能力を使う代償としてお金を取ってはならない!」というご意見をお持ちのようです。
簡単に言えば「霊能者を生業にするな!」ってことなのでしょう。
もちろん占いにはそれなりの理論があって組み立てられてるモノも少なくないことも分かります。
「占いにはいわゆる霊感的な感覚だけ使われているわけではないよ」ということがおっしゃりたいのかもしれません。
ただ、それでも「霊能者はダメだけど占い師は金を取っていいです」ってのはダブルスタンダードじゃないでしょうかねぇ?
タロットだって肝心なところでは霊感的な感覚は使うと思われますし、水晶占いみたいなモノはその手の感覚をバリバリに使ったモノかと思われますので。
「霊能者を生業にするのはダメだけど、占い師はOK」って分別には大分無理があるかなって思います。
まあ、もちろんその人の基準でどう仕分けするかはその人の自由だと思いますがね…
ここで言いたいのは「ダブルスタンダードってのはこの手の矛盾を矛盾だと感じられなくなっているところが一番の『問題』だ」ってことです。
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