例によって例のごとく独断と偏見で申し上げれば、除霊とは自分と見えない何かとのチカラ比べです。
チカラ比べには終わりがありません。
いつまで経っても何処まで行っても上には上がいるからです。
眼に見えないチカラの話ですがね…
よって、除霊を続ける限りいつでも相手をねじ伏せられるだけの『より強くより大きなチカラ』を求め続けなくちゃなりません。
そうしなければ、いつの日か相手からねじ伏せられてしまう日が来るかも知れないからです。
そうでなくても相手がいる限りはいつも一方的なやりたい放題が出来るとは限りません。
常に『返り討ちに遭う可能性』は存在するってことです。
返り討ちにまで会わなくても所謂『返り血』くらいは浴びるかも知れないです。
そういうことを長く続ければ続けるほど所謂『返り血』を一滴も浴びない可能性は限りなくゼロに近付いていくでしょう。
そこにあるのは『斬った張った』の殺伐としたココロの世界です。
やってやられて、やられてやって…何処まで行ってもキリがないのです。
最後に行き着くのは「相手を消し去るか、さもなくば自分が(除霊に失敗して)花と散るか」二つに一つの『修羅の道』なのでしょう…
以上のようなことを今まで繰り返し述べてまいりました。
で、最近改めてそれを肯定するような文章を拝見したのです。
憑き物を祓うのは命懸けです。(中略) お力が有る方は、ご自分の命を懸けてなさることですから、何度も同じ命懸けをなさいません。一発で仕留めます。
「一発で仕留めます」って言葉を見て、何だか嫌な気分になったのです。
お世辞にも穏やかとは言いがたい『心のカタチ』だなと感じるからです。
波動のレベルの高いモノはフワッと軽くてスカッと明るく、波動のレベルの低いモノはドヨヨ~ンと重くてジトッと暗いのです。
別の言葉で言えば波動のレベルの高いモノは穏やかで温かく、波動のレベルの低いモノは荒々しく冷たいのです。
波動のレベルが下がれば下がるほど、より波動のレベルの低い人•物•場所に親近感を持ちやすくなります。
波動のレベルが下がれば下がるほど、より波動のレベルの低い人•物•場所に親近感を持ちやすくなります。
親近感を持つということはつまりウエルカムな心の状態になっているということです。
『斬った張った』の殺伐としたココロの世界に己れを浸し続けるなら、偶然などではなく必然的に波動のレベルは落ちていきます。
自ら進んで荒々しさを呼び込んでいるのですから、ココロが堕ちないはずはないのです。
堕ちたら最後生きながらにして魂は溶けて無くなっていきます。
それでも良ければ、ご自由にどうぞ!って話ですがね…
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