別にその道の専門家でも何でもないのだけれど、「私には専門家以上の高い見識があるんだぞ!」的な雰囲気をプンプン漂わせてる人を個人的に『ドヤ顔素人さん』と呼んでいます。
最近この『ドヤ顔素人さん』をお見かけすることが多くなりました。
多分SNSなどでその人のおっしゃるところの『見識』を発表する機会が増えたからだと思います。
最近この『ドヤ顔素人さん』をお見かけすることが多くなりました。
多分SNSなどでその人のおっしゃるところの『見識』を発表する機会が増えたからだと思います。
私が最初に『ドヤ顔素人さん』を認識するようになったのは歴史の分野でした。
歴史の分野、特に邪馬台国とか古代史の話になると結構ぶっ飛んだ自説を述べられる『在野の史家』と呼ばれた方々が昔から結構いらっしゃいました。
インターネットの無かった時代、そういう方々は書籍を出版され、それが書店の歴史のコーナーで普通に学者さんの本と肩を並べて売られていたりしたものです。
今でも『本能寺の変の黒幕』とか『明治天皇替え玉説』とか戦国時代とか明治維新絡みのド派手な独自の説を唱える方は少なくないようです。
なので、『ドヤ顔素人さん』みたいな人が世の中には想像以上に多いんだろうなと随分前から感じていました。
以上のようなことを以前に書いたことがあります。
で、最近またこんな文章を拝見したのです↓
講演会の質問は、自説を披露する場ではない。歴史好きなおじいさんに申し上げたいのだが、講演会の席上で、「武田信玄や徳川家康に影武者はいた」と講師の先生にクレームをつけるのは止めてほしい。それは、時代劇の見過ぎである。
上記は歴史家の講演会における参加者の質問についてのお話です。
専門家に質問することで新たな知識を得ようというスタンスの歴史マニアの人にとっては大変有益な時間であろうと思います。
しかしながら、そうじゃない人も存在するってことです。
そうじゃない人(ドヤ顔素人さん)は専門家と自分を横に並べるどころか、自分を専門家の上に置いて意見をしたくて堪らないのです。
『ドヤ顔素人さん』は根拠のない奇怪な自信を持っています。
昔なら司馬遼太郎のような小説家の書いた本を読み漁り、「誰よりも自分は真実の歴史に精通している」という奇妙な確信を得てしまう人が少なくなかったりするのです。
有名な漫画のタイトルになぞらえるなら『ドヤ顔素人さんの奇妙な確信』って感じです。
まあ、でもドヤ顔素人さんか歴史マニア限定ならそこまでの実害はないでしょう。
しかし、現実には『ドヤ顔素人さん』は世の中の至るところにいらっしゃいます。
そして、どの分野でも同じスタイルの奇怪な自信に満ち溢れているのです。
その奇怪な自信は多分思い込みの激しさに支えられています。
思い込みが激しいから心は安定しています。
なので、ドヤ顔素人さんは迷うことがないのです。
それは、その人の中で最初から『答え』が決まっているからです。
『答え』が決まっているのは『思考停止』しているゆえなんですけどね…
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