このブログではこれまでにスピリチュアルな『根性論』というものについて繰り返し書いてきました。
ここでいう『根性論』とは「気力が充実さえしていればよっぽどのことがない限り世の中大抵のことは精神力で乗り切れるのだ〜! 」みたいな考え方です。
この根性論の仲間に「問題ってのは自分で作ってるだけなんだよ!」的な『全ては気持ちの持ちよう論』があります。
これはいつでも「敵は我にあり!」っていう考え方が先に立ってる感じです。
「自分さえしっかりコントロールすれば何でも解決出来るのだ!」という前提が最初にあるのです。
で、その『全ては気持ちの持ちよう論』の発展形が『自己責任論』です。
ここではそれをスピリチュアル系『自己責任論』とでも申し上げておきます。
ここでいう『自己責任論』というのは「やると心に誓って物事に当たれば、どんなことでも出来ないことはない。」という前提からの「出来ないのは出来ない奴が悪いのだ」という考え方のことです。
つまり、「やり方さえ間違わずに努力すれば何でも出来るのが当たり前!」という発想なのです。
以上のような『根性論』シリーズについてこれまで繰り返し書いてまいりました。
そういうモノが人に与える弊害は大きいと感じてきたからです。
で、またその弊害の実例を拝見しました↓
彼は「ヒューマンリソースは無限」で、「道具は絶対間違わない」と考えるタイプなんだな…。だから、PCR検査を大幅に増やしても「検査員の努力」で対処すべきだし、検査精度はキットの問題ではなく「検査員の腕の問題」なんだ…。そしてこのタイプは案外多い…
大戦中の標語に「『足らぬ足らぬは』工夫が足らぬ」というのがあるんですが、個人的にはそれと似たニオイを感じます。
「全体における『物理的に困難な問題』を、『個々人の精神力』で無理やり強引にカバーしていこう」って発想が似ているのです。
そういう『人に常に火事場のバカヂカラを求めるようなやり方』は長続きしません。
不自然で無理があるからです。
まぁ、最初から機能しないってことも少なくないでしょう。
でも、引用文にあるようにそういう無理のあるやり方を他人に押し付けようとする人が世の中には結構いらっしゃいます。
そして、無理を通せば通すほど個人も社会も歪みが大きくなります。
全ては物であるという『唯物論』が人や社会を歪ませるように、何でも心一つで成し遂げられるという『精神万能論』も歪みを生じさせます。
振り切れたココロは振り切れた異形の結果を生むのです。
出来るだけ偏ることなくバランス良い心の状態が無理をなくすのです。
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