私の造語に『仮定盛り』ってのがあります。
「こうに違いない！」という思い込みを土台にして、その上に「ならば、こうなるはずだ！」という仮定の話を『ブレない真実』のように盛り付けていくっていうやり方を表す言葉です。
で、盛り付けた話は仮定のはずが直ぐにその場で「そうに違いない！」という『確信』に変質していきます。
っていうか盛られてる途中で、もうすでに『ブレない真実』のように扱われていますけどね…
そして、またその『確信』の上に仮定の話が盛られていくのです。
ネバーエンディング盛り盛りストーリーです。
まぁ、思い込みと決めつけのコラボレーションですけどね…
で、この仮定盛りにおいて一番問題なのは、根拠のないことを盛りつけることより『自分がどこまで話を盛っているのか、ご本人さえ分からなくなること」です。
話を盛ってる意識がなくなると申しましょうか…
ご自分で創造したはずの『ファンタジー世界』に自らが呑み込まれてしまうのです。
特に所謂スピリチュアルな世界にはその手の人々は少なくありません。
客観的な裏付けを取られることがあまりないので、盛り放題だったりします。
現実世界の事柄なら「私はそれの経験者」とか「オレはそれのプロフェッショナル」とかいう人に反論される可能性がありますが、スピリチュアルにはそれは無いのでね！
スピリチュアルな世界では、もし自分の意見と違うことを言う人が出てきたとしても、「あなたには私の言ってることは感覚的に分からない！」とか言ってマウント取れますのでね。
一言でいえば『言った者勝ち』、確証なんてなくても強気で言い切った者勝ちってことです。
「生きている人間が飛ばす念のことを生き霊と呼ぶ人がいますが、これは間違いです。 本当の生き霊とは、強い怨みや執着によって引き起こされる無意識的な幽体離脱のことです。」
↑のようなことをおっしゃる方がいらっしゃいます。
内容はさて置くとして、これって何もスピリチュアルだけじゃなく、どんな業界・集団でもマウント取ってくる人がよく使うスタイルです。
「〇〇は✖️✖️だって言ってる人がいるがそれは間違いである！(そんなことも知らないなんてモグリなんじゃないの⁈)」みたいな感じで決めつけるのです。
「〇〇は✖️✖️だって言ってる人がいるがそれは間違いである！(そんなことも知らないなんてモグリなんじゃないの⁈)」みたいな感じで決めつけるのです。
そして、その後に「本当の〇〇はこうである！」と言い切ります。
これって典型的な仮定盛りの話し方なんですよね。
どこの世界のどんな人間であっても、その手のやり方をする人に対しては、一度よ〜く眉に唾をつけてみた方が無難です。
相手の言うことが幾ら「もっともらしく聞こえたとしても」です。
どこの世界のどんな人間であっても、その手のやり方をする人に対しては、一度よ〜く眉に唾をつけてみた方が無難です。
相手の言うことが幾ら「もっともらしく聞こえたとしても」です。
下手に同調してしまうと、相手のいいように取り込まれます。
特に自己肯定感の低い人は気をつけたほうがいいでしょう。
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