世間の常識ってヤツはいとも簡単に変わるものです。
昔はごく普通だったことが今の感覚だと「あり得ない」なんてことは少なからずあります。
例えばタバコに関してです。
1980年前半くらいまではサラリーマンの多くは会社の自分のデスクで当たり前にタバコを吸ってたと思います。
少なくとも事務所の禁煙は主流ではなかった気がします。
これは会社だけではなく、社会通念として「タバコを吸ってはいけない」というのは長らくなかったんじゃないでしょうか?
今ならタバコを吸うことに対しては社会的に非常にネガティブなイメージがありますが、当時は大人の男がタバコを吸ってるのは普通でした。
善い悪いではなく、みんなの感覚としてそうだったってことです。
「タバコってカッコいい」から「タバコってダサい」へと価値観が完全にシフトしたのです。
これは別にタバコに限ったことではありません。
様々な常識が時代とともに非常識になっていきます。
それが人の世だと思います。
今みんなが正しい!って思ってることでも何十年か経てば『常識はずれ』になることなんて幾らでもあり得るでしょう。
ってことは今の感覚で過去を裁くのは終わりのない堂々巡りってことです。
でもね、そんな人って少なくないですよね。
むしろ大多数といっても過言ではないでしょう。
人間は元々主観的な存在です。
純粋に客観的な視点を持つ人間などというものは一人も存在しません。
主観というものには大なり小なり偏りが存在します。
一人一人が見てる『世界』というのにはそれぞれに常に偏りがあるということです。
人は偏ってるから、進めば必ずブレるのです。
個人的にもそうですが、社会的にもブレは起こります。
だから、常識があっという間に非常識になったり、突飛な考えがいつの間にか世の中のトレンドになったりするのです。
それこそが人間社会における流行り廃れの原因の一つです。
そのブレゆえに、己れ自身にも、そしてこの世界にも『コペルニクス的転回』はいつでも起こり得るのです。
「コペルニクス的転回とは、それまでの認識が、天地がひっくり返るように変わってしまうことである。」
すべてが鉄板の上のお好み焼きのようにクルッとひっくり返ることはあり得るってことです。
昨日の常識が今日の非常識となり、今日の非常識が明日また常識になるかも知れません。
少なくとも「そんなことは絶対あり得ないとは言えない」と考えた方がいいんじゃないでしょうか?
その方が心が柔らかい状態でいられると思います。
最近の世の中に見ていると心が凝り固まった人が多いなと感じますのでね…
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