このブログではこれまで『根性論』というものについて度々言及してきました。
ここでいう『根性論』とは「気力が充実さえしていればよっぽどのことがない限り世の中大抵のことは精神力で乗り切れるのだ〜! 」みたいな考え方のことです。
で、この根性論の仲間に『自己責任論』というのがあります。
で、この根性論の仲間に『自己責任論』というのがあります。
ここでいう『自己責任論』というのは「やると心に誓って物事に当たれば、どんなことでも出来ないことはない。」という前提からの「出来ないのは出来ない奴が悪いのだ!」という考え方のことです。
つまり、「やり方さえ間違わずに努力すれば何でも出来るのが当たり前!」という発想なのです。
この「何でも出来て当たり前」という発想は「この世は予定調和の世界だ」とベーシックに捉えてることを意味します。
ここでいう『予定調和の世界』というのは「何時でも何処でも誰にでも分かりやすく辻褄ってのは合うものだ」というフィルターを通して見た世界のことです。
そういうフィルターを持った人は「辻褄の合わないのは辻褄を合わすことの出来ない人の側に常に責任がある」って捉えるのです。
勉強で例えるなら「算数の問題には明確な『解答』がちゃんと用意されているのだから、『解答』に辿りつけない子は単に本人が勉強不足なだけだ!」みたいな捉え方です。
ただ、本質的な意味として物事に調和と整合性があったとしても、一人の人間は途轍もなく大きな『この世界』というジグソーパズルの一部のそのまた『極小の一部』として存在しています。
別の言い方をするなら、一個人というのは「一人の人間を構成する末端の細胞の一つ」みたいなモノです。
だから、一個人から見れば世の中の出来事は理不尽で不条理な出来事の連続に過ぎなかったりするのです。
そんな世界で必ず辻褄を合わせようとすれば遅かれ早かれ無理が出ると思います。
即ち「一個人にとってこの世界はいつでも予定調和なんてしない」ということです。
であるなら、根性論のベースの部分は崩れるのです。
ていうか最初から崩れてるんですけどね…
以上のようなことを以前に述べたことがあります。
主に眼に見える現実の社会の話としてです。
ただ、眼に見えない世界についても似たようなことを唱える方はいらっしゃいます。
その手の方は、例えば「心をしっかり持って日々を過ごしさえすれば、憑依なんてことは滅多に起こらない。」みたいなことをおっしゃるのです。
それって、散々過重労働を強いられた部下が、我慢に我慢を重ねた末に体調不良を理由に休みを申請したら「体調管理がなっとらん!」とか怒りだすブラック企業の上司を想像してしまいます。
ハッキリ申し上げて幾ら気を付けようと病気になる時にはなるし、人外のモノに憑かれる時は憑かれるのです。
「自分さえしっかりしとけば、何事も上手くいく!」ってのはあまりにモノの見方が浅いんじゃないでしょうかねぇ…
ヒーリングを習いませんか?
orion12 | プロフィール | ブログサークル
※ お知らせ
現在ご要望があれば日曜祝日にも遠隔ヒーリングを行っております!
また時間外の施術であっても可能な限り対応させていただきますので、御希望があれば一度お問い合わせください。
クリアー整体ヒーリングwiki
営業時間 (日曜除く) :月~土 10:00~19:00
ご予約はメールにて24時間受け付けております。
当方で予定を確認の上返信申し上げますのでお待ちください。
メール:o-akio@n.vodafone.ne.jp
orion12 | プロフィール | ブログサークル
※ お知らせ
現在ご要望があれば日曜祝日にも遠隔ヒーリングを行っております!
また時間外の施術であっても可能な限り対応させていただきますので、御希望があれば一度お問い合わせください。
クリアー整体ヒーリングwiki
営業時間 (日曜除く) :月~土 10:00~19:00
ご予約はメールにて24時間受け付けております。
当方で予定を確認の上返信申し上げますのでお待ちください。
メール:o-akio@n.vodafone.ne.jp