その法則によると何でも「方法さえ間違わなければどんなことでも無制限に引き寄せられる!」ってことらしいです。
その根拠となるのは、「私なら私が考えたことがこの世界すべてを創っている」って理屈みたいです。
でもね、どんな人間でもたった一人でこの世に存在しているわけではありません。
「他の人間や出来事などとの関わりあうことによって、はじめて人の人生は紡がれていくのだろう」と思います。
仮にもしこの世界に引き寄せの法則と呼ばれるモノがあったとします。
ならば、有史以来この世に溢れている戦争も飢餓も貧困も『人間が自ら引き寄せた結果』ということになります。
つまり、目の前にある『歴史の残酷さ』がすでに引き寄せの法則が矛盾を孕んだモノであることを証明しているのです。
所謂引き寄せの法則が成り立たないのは一言でいえば人々の利害損得が一致しないからです。
もっと簡単に言えば「古今東西、老若男女、みんなの望むことが一緒じゃない」ってことに尽きます。
引き寄せの法則を行ってる人たちは多分「この世のすべての物事は本質的に『自分という個』に都合のいいように出来ているのだ」と信じているのでしょう…
この「世界は自分に都合のいいように出来ている」という発想は「この世は予定調和の世界だ」とベーシックに捉えてることを意味します。
ここでいう『予定調和の世界』というのは「何時でも何処でも誰にでも分かりやすく辻褄が合う世界」のことです。
逆にいえばそれは、根本的な意味で『この世の理不尽や不条理』を否定していることを意味します。
この世の理不尽や不条理を肯定してしまえば、都合よく辻褄なんて合わないことを認めたのと同じになるからです。
とはいえ結局この世は理不尽で不条理に出来ていますので、どんなに引き寄せの法則を強く信じようとも、生きてりゃ辻褄の合わないことがうんざりするほど起こるのです。
それでもなお辻褄を合わせたいなら、相当にアクロバティックな解釈で予定調和を目指すしかありません。
「あらゆる出来事、思考、感情は願望が現実化するまでの途中経過であり、叶う証拠です。」
↑こんなことを言う人がいます。
これを読んで、裸の王様の愚かな人には見えない糸の話を思い出しました。
「とにかく引き寄せの法則は厳然としてあるのだ! 無いと思うのはあなたがコトワリを分かってないだけだ!」みたいな話の持っていき方に見えるのです。
引き寄せが成立したと聞けば「やっぱり!」と言い、「いつまでも成立しないしゃないか!」と言われれば「これからやって来るんですよ!」と言う。
それってご都合主義ですよねぇ…
まあ、その手のご都合主義を駆使すれば、いくらでも辻褄を合わすことができるでしょう。
ただ、裸の王様の話と同じで、本当の意味では辻褄は合ってないんですけどね。
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