『クリアー整体ヒーリング』です

ヒーリングにまつわる話や不思議な話など

いわゆる守護霊と万物の霊長とやら

例えば菜食主義の人ってのは人間>哺乳類>魚類>植物という風な構図がピシッと頭の中に入ってるんだろうと思うのです。
人間を頂点とした生物のピラミッドを描き、人間に近いものほど霊的に偉いんだという生物観をお持ちなのでしょう。 


そういった生物観はスピリチュアルな人にもすごく多いように感じます。 
例えば亡くなった動物の多くが低級な獣霊になって悪さをするみたいにおっしゃる方も結構いらっしゃるみたいですし… 

もちろんどのような思想信条をお持ちになろうとそれぞれの全くの自由です。 
「人間は万物の霊長で地球の王様なんだぞ!」と考えたって自由です。 
ただ、個人的にはそういう考え方にはすごい違和感を感じるってことです。 

とにかくスピリチュアルな世界には人間が一番凄いって信じ込んでる人が大勢いらっしゃる印象があります。

神さま云々っていう人は特にその傾向が強いんじゃないでしょうか。

世の中の多くの人々が想定するいわゆる神さまってのは人間に何らかの御利益を与える存在として認識されています。
ぶっちゃけた話「自分に何か得になることをしてくれるのが神さまだ」っていう理解です。

人間と極めて近しい存在として神さまという超自然的な存在は設定されているのです。
「人間なんて関係ないぜ!」って神さまの話はほとんどないでしょう。

じゃあ何故そんな風に神を規定するのか?というと、そもそも見えない『何か』に神という名を付けたのは他ならぬ人間だからです。
「神というのはあれでそれでこれで、こういうモノなんだ!」みたいな概念を造ったのは、人間自身だってことです。もっと簡単にいえば、何処かの誰かが神さまって呼びたい何かを「これが、神さまだよ〜」って呼んでるだけの話なのです。

で、「カミサマに特別に選ばれた存在=人間」って風な価値観を持った人々が、同じような人間本位の見方で所謂霊的な存在を意味づけようとしたりします。

カミサマ>生きた人間>亡くなったヒトみたいな構図です。
実際はカミサマも人間がそう呼んでるだけの存在なので実質生きてる人間が頂点の超人間本位な考え方です。
 
それで最近またこんな文章を拝見したのです↓
Q: うしろの人 に嫌われることはありますか?
A:「嫌われる」ことはほぼありません。 しかし、自分が役に立てないなら あなたの側にいないほうがいいのでは?と考えます。 もっと役に立てる人が、あなたのそばにいた方がいいと、判断する傾向があります。 
守護する人間に召使いのようにお仕えする守護霊って構図です。
「私はご主人サマのお役には立てませんのでお暇を取らせていただきます!」ってメイドさんか何かみたいな感じですよねぇ。
先ほども申しましたように、何をお信じになろうと自由ではありますが、それって随分傲慢な考え方じゃないでしょうか?
 
 
 
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