向こうでは10年あまり、ほとんど毎日更新して来ましたしねぇ、古い記事は朽ち果ててもいいかなって気がするのです。
また今は昔よりは色々と分かってきた部分もありますしね…
とはいえ全部消えてなくなるのも惜しい気がします。
復刻版と言いますか、古い記事の一部は手直しなどして、ぼちぼちとこちらへ上げてみたいなと考えております↓
2017年4月の記事
例えば「何かに憑かれた人がいたとして、気力の充実した人がその人の背中をドンと叩いて「出ていけ！」と気合いを込めればその何かは出て行くんだよ」みたいな話があります。
気合い一発でなくてもセルフでお手軽に出来るお祓い？みたいなことを勧める人は時々いらっしゃいます。
それを全くのフェイクとまでは申しませんが、何時でも誰でも雑作なく出来る方法とは思われません
少なくとも誰彼なくお気軽に勧めて良い類いのものではないでしょう。
なぜなら、コンスタントに出来る保証なんて何処にもないからです。
むしろ出来ないことの方が多い気がします。
それにもし出来たとしても『良い事尽くめ』とは限らないですしね…
お気軽にやらない方がいいと思います。
以上のようなことをこれまでも述べてきたのですが、以下のような文章を最近拝見しました。
自己流ではあるが、拍手は簡易的な祓い として有用である。同じ所作をするだけで誰でも同等の効果が得られるというものではないだろうが、個人的な経験ではこれである程度のものは弾き飛ばす事ができる。
ホント「良い子は真似をしないでください！」って感じです。
パンパンと柏手を打って、もし何かを祓えたとしても、それで終わりとは限りませんのでね。
アチラさんからしたら「そこに一つ遺恨が生まれた」ってことですから…
逆の立場から見れば、無理やり追い払われて気分のいいわけはありません。
生きてる人間であれ、人外のモノであれね。
追い払われた方はそりゃ「この野郎！」って肚の中で思うものです。
表向き丸く収まったから「何も問題ない！」ってのは、あまりにもお花畑な感覚です。
分かりにくかったら現実社会で考えてみてください。
例えばこちらの会社の方が立場が断然強ければ、相手の会社は相当無理な条件を突きつけられても、我慢して「その場は」平穏に受け入れるかも知れません。
ただ、それを本気で「何の問題もなく円満に事が進んでいる」と信じているのなら「そりゃ、能天気過ぎるだろ」って話です。
で、大きな会社の人間の中にはそういった『叩かれる側の人情の機微』が分からない人が結構います。
そんなことしてると何処かで『手痛いしっぺ返し』を喰らうこともあるだろうってことがです。
無遠慮にあちこちでパンパン柏手を打つのも似たようなことかなと思います。
「オレはしっぺ返しなんて怖かないんだ！」っておっしゃるのなら、そこから先は『ご自由にどうぞ』ですが…
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