目の前に100人の人がいれば100通りの「正しい!」が存在します。
みんな自分が正しいと思っているからです。
もしその100人の中の1人が自分の「正しい!」を何処までも妥協なく押し通そうとすれば最終的に何らかのチカラを行使して相手を捩じ伏せるしかなくなります。
万人が心から納得する「正しい!」なんて何処にもないからです。
知力・暴力・権力…如何なるチカラであれ、それを他に対して行使し続けるなら波動的に荒々しく尖っていきます。
つまり、『正しいの比べっこ』というものをやればやるほど必然として荒々しい波動に染まっていくということです。
知力・暴力・権力…如何なるチカラであれ、それを他に対して行使し続けるなら波動的に荒々しく尖っていきます。
つまり、『正しいの比べっこ』というものをやればやるほど必然として荒々しい波動に染まっていくということです。
自分の「正しい!」を他者に押し付ければ心の許容量は必然的に減少します。
単純に考えてみてください。
「自分が正しい! 自分が正しい!」と何時も考え続けているような人が他人に対して寛容でいられるかどうかを。
これまで繰り返し以上のようなことを書いてまいりました。
その危険性についても述べました。
『正しいの比べっこ』が先鋭化すればそのうちいつか所謂一つの『魔女狩り』の時代がやって来ます。
それは、より強力な『正しい!』を手に入れた者たちが「自分たちは『正しくない者』を問答無用で裁く権利を与えられたんだ!」と信じるような世界になるってことです。
そして信じるだけではなく、実行するのです。
実行することこそが絶対的な正義だからです。
むしろそうしないのは、悪なのです。
つまり、『正しいの比べっこ』が煮詰まった先の先には偶然ではなく必然として所謂一つの『魔女狩り』があるってことです。
ここでいう『魔女狩り』とは「自分が間違ってると思うものを力づくで滅ぼそうとする行為」のことです。
魔女狩りについて以上のようなことを述べてきました。
で、最近史実の魔女狩りに関して以下のような文章を拝見したのです↓
これってまさに「地獄への道には善意が敷き詰められいる」ってのそのまんまですよねぇ(ー ー;)
その意味は魔女狩りをする人は自分がとても良いことをしていると信じているってことです。
これは現代においても変わらないように感じます。
魔女狩りをする人は自分がすごく正しいと信じているのでいくら残酷なことであろうと笑顔でそれを行えるメンタリティを持っているということです。
それは非常に恐ろしいことだと思います。
サイコパスの人が怖いというのと同じ種類の怖さではないかと…
そうならないためには正しいの比べっこを一秒でも早くやめることではないかと考えるのです。
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