主によく語られる魔境の意味は『神秘体験などに囚われ、意識の拡張により自分のエゴが肥大し、精神のバランスを崩した状態である』といわれている。簡単に説明すると現実世界では通常体験出来ない現象や思想を感じた時「特別な何かを得た、感じた」と思い、その出来事・物事にとらわれてしまう、のめり込んでしまうといった状態になることではないだろうか。しかも、本人はその事に気付いていないという部分が何より大きいと思われる。
魔境に入った人というのは十中八九浮かれています。
ここでいう「浮かれている」というのは高揚感に支配された状態のことです。
「神秘体験をする→価値観のコペルニクス的転回が起こる→高揚感に支配される」という道筋を辿る人って少なくない気がします。
高揚感に支配されると浮き足立ちます。
浮き足立つと現実的な感覚を失って突拍子も無いことでも簡単に信じるようになるのです。
そんな魔境の入り口としてよくあることの一つに「声なき声が聞こえる」ってのがあります。
耳で聞いてるわけではなく、脳に直接入ってくるみたいに聞こえるパターンが多いです。
しかも段々ハッキリ聞こえ出したりします。
それでコロッとヤラレてしまう人々が世の中には随分と多い気がします。
ここでいう「ヤラレてしまう」というのは人外のモノの用意したマヤカシに絡め取られてしまうことです。
以上のようなことを以前に何度か述べてまいりました。
「そんな人が本当に今もいるのか?」って思われる方もいらっしゃるでしょうが、いらっしゃいますねぇ。
「私が霊能者になったのは、会社を首になり、〇〇教で修行して、そこで色々あって神の啓示を受けたからです。」大体こんな意味のことを書いておられる文章を最近拝見しました。
それって大昔から一番よくあるタイプの魔境体験のパターンですね。
「人生における大きな挫折」→「宗教との出会い」→「修行中に神秘体験をする」→「隠されていた霊能力が発現」みたい感じで…
前提としてこういう人はまず特別なチカラが欲しいと渇望しており、その状態で宗教団体に行ったわけです。
その上で宗教団体に棲まう人外のモノと波長があったため神秘的な体験をしてしまい、取り込まれてしまったということでしょう。
この場合の所謂霊能力ってのは人外のモノ由来ってことです。
ご本人はきっと神さまがご自分に特別に与えてくれたチカラであると考えているのでしょうがね…
で、その人外のモノ由来の霊能力に頼れば頼るほど『ごく普通の日常感覚』からズレていきます。
要は「我こそは類稀なる霊能者であ〜る!」という中二病的な万能感に支配されるってことです。
まぁ、それこそが魔境なんですけどね!
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