『クリアー整体ヒーリング』です

ヒーリングにまつわる話や不思議な話など

不安のタネを否定しても心は『安全な場所』には行けません

自動車にはアクセルとブレーキが付いています。
だからこそ自由に動いたり止まったり出来るのです。
 
ブレーキとアクセルは二つで一つです。
どちらか一つだけならクルマはちゃんと動けません。
 
その二つを切り離すことには無理があります。
まぁ、普通そんな人はいないでしょうがね…
 
人の心でいえばアクセルはポジティブ、ブレーキはネガティヴです。
もっと砕いていえばアクセルは前に向かって行きたい心、ブレーキは現状維持したい気持ちみたいな感じです。
 
さて、「何故心にブレーキがかかるようになってるか?」ですが、それは前向きに進むことに対して不安や恐怖を感じるからです。
じゃあ、そのブレーキは不要であり悪なのかといえばそんなことはないのです。
人間は不安や恐怖が有るお陰で慎重さや疑問を持って考えるチカラを手に入れることが出来るからです。
 
もし不安も恐怖も端から全くなければ、未知なるものの危険に対してノーガードで突っ込んでいくということになりかねません。
っていうか十中八九そうなることでしょう。
 
不安や恐怖は我が身に降りかかる危険に対する大きな抑止力になっているということです。
しかしながら、その抑止力は自らが前向きな姿勢を取ろうとする時にも作用します。
自分の都合のいい時だけ抑止力のスイッチを切るわけにもいきません。
 
結局人間は心のアクセルとブレーキをなんとか使い分けて進むしかないのです。
それは生きてる限り『安心や安定』と『不安や恐怖』の間でバランスを取り続けるしかないってことです。
 
以前に上記のようなことを述べました。
結局人間は人生の最初から最後まで不安や恐怖と連れ立って生きていくしかないって話です。
 
ただ、昨今のように強い不安が蔓延しているような世の中になると不安自体を打ち消したいっていう願望を持つ人々が現れるようです。
そういう願望の極北に「そもそも不安の原因になるようなモノなんて最初から無いんだ!」って考え方があります。
例えばこんな風に↓
そもそも否認とは、防衛機制の一種である。恐ろしい出来事や不安な事実をありのままに受け入れることが困難であるがゆえの心の働きだ。「コロナはただの風邪」と言い切ってしまえば何も心配することがなく、コロナ禍がすべて茶番として処理できてしまう。世界は依然として自分にとって制御可能な安全な場所だという信念を強化することができる。
これは所謂コロナ茶番論って呼ばれるものについて考察された文章です。
コロナ禍が無かったってことにすれば、これまで築き上げてきた「自分にとって制御可能な安全な場所」を失わずに済むってことなのでしょう。
 
コロナ禍が無かったって宣言するだけで、自分の中から「コロナ禍によって醸成された不安と不安定」を一挙に粉砕出来るって寸法です。
そういう一方に振り切れたやり方って一時的にスゴいスカッとするかも知れません…
でも、そのうち心が迷子になるんですよねぇ…
やめといた方がいいんじゃないでしょうか。
 
 
 
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