ここでいう所謂カミサマってのは何かと申しますと「これまで世界のどこかで人間によって崇め奉られてきた眼に見えない存在全般」を指します。
そのカミサマの所謂一つの正統性だの妥当性だのってモノには関係なくね。
今回に限らず私がカミサマって言う時はそういうモノのことを想定しているとお考えください。
簡単にいえば「時代や地域に関わらず誰かが神さまって呼んできた眼に見えない存在はとりあえず丸ごと全部カミサマという『ジャンル』に分類しますよ」ってことです。
じゃあ何故そんな風に神を規定するのか?というと、そもそも見えない『何か』に神という名を付けたのは他ならぬ人間だからです。
「神というのはあれでそれでこれで、こういうモノなんだ!」みたいな概念を造ったのが人間だってことです。
もっと簡単にいえば、何処かの誰かが神さまって呼びたい何かを「これは神さまだよ〜」って呼んでるだけの話です。
それ以上でもそれ以下でもないのです。
で、最近スピリチュアルな世界では『神道系スピリチュアリスト』みたいな感じの人をちらほらとお見かけします。
『神道系スピリチュアリスト』というのは、あくまで私が個人的に使ってる言葉なんですがね…
ここでいう『神道系スピリチュアリスト』というのは、神職でもなく神道学者でもないけど、自称『霊能力』があって、所謂一つの『日本の神さま』たちと意思の疎通が直接出来るみたいなことをご本人がおっしゃているタイプの人たちのことです。
特徴としては「宗教的権威や学問的知識なんてナンボなもんじゃい!」という反骨心旺盛なこところが挙げられます。
それで、その中の少なからぬ人々が「我こそは〇〇神と正しく交流している者なり!」とか言ったりされます。
「.自分だけが有名どころの神さまと霊能力でちゃんと意思の疎通が出来る人間なのだ」とアピールされるのです。
「何故そうなるのか?」というと「自分好みにカミサマをコーディネートしたい」という欲求が強いけど、宗教的な権威もほしいからでしょうね。
どこの馬の骨が分からないカミサマの名前より『天照大神』とか言ってた方が通りがいいですから。
結局『神道系スピリチュアリスト』ってのは宗教的な権威は使いたいけど、宗教的権力の風下には立ちたくないって人だと思います。
ご自分の自由に『いいとこ取りのつまみ食い』をしたいのです。
その手の「既存の権威は好き勝手に利用したいけど、権威に連なる権力には束縛されたくない」っていうワガママ思考の人はスピリチュアルだけじゃなく、今の世の中見回してみると大勢いらっしゃるように感じます。(新型肺炎が流行り出した後は特に顕著です)
虎の威を借る狐って言葉も昔からありますしね…
ただ、いくら言い繕ったところで、権威を借りてる時点で権力構造そのものに膝を屈してるんですけどね。
反権力を謳う人ほど権力が大好きなように…
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