自分を変えるために必要なひとつの『覚悟』 - 『クリアー整体ヒーリング』です

形あるものはいつか壊れます。

物質としての形であっても、儀式や風習みたいな物ではないカタチであってもね。

壊れなくても少なくとも変形はして行くものです。

何百年も何千年も不変不動で全く同じというモノというのは人間社会にはありません。

平家物語ではないですが、盛者必衰・生者必滅です。

前進する勢いがなくなればやがては滅びていくのです。

で、前進するってことは変わっていくことです。

前進すれば否応なく変わっていきます。

逆にいえば変わらないでいたいならどうしたって前進することをやめなければなりません。

前進しながら変わらないってことは出来ないのです。

ただ、前進ってのはあっちへぶつかりこっちで躓きながら試行錯誤して進むことです。

どこかへぶつかったり、段差に躓いたりするたびにあちこちに傷が出来ます。

その傷が痛みや苦しみの元となることもまた少なくはありません。

要は前進することには一定のリスクが付き纏うってことなのです。

変わることに対する不安と恐怖はそのリスクからやって来ます。

誰だって辛く苦しいのは嫌なものですから。

もう少し具体的にいうと、そうした不安や恐れの根っこには「辛さや苦しみが戻るくらいなら、まだスッキリしないけど現状維持のほうがマシだ」という想いがあるってことです。
そして、その想いは「人間なんて変わらない→何かをやってみる→ほれ、やっぱり何をしても変われないだろう！」という負の心の連鎖で『後ろ向きの安心感』を得ようとするのです。

そのために「変われるもんか！」という無意識のブレーキを顕在意識の自分に対していつもかけています。

それによって、実際に変わることに失敗しても、自分自身に対する免罪符を得やすくしているのです。

「前進しないのは自分が悪いわけではない！やってみたけど変わらなかったのだ！仕方ないじゃないか！」と自分に弁解出来るようにね…

「変わらないのは自分のせいじゃない！」と自分に信じ込ますことで、心の安定を得ようとするのです。

生ぬるい自分の世界の中で緩やかに肉体と心を腐らせていく『停滞』に留まり続けることに罪悪感を持たなくていいようにね！

『吉凶禍福動より生ず』と申します。

動かなければ、そして動くことで前に進まなければ、良いことも悪いことも起こりません。

凶の可能性を受け入れなければ吉も無いのです。

一言でいえば、変わるとは『リスクがあることを覚悟すること』です。

変わるためにはまず「変わることは地獄ではないけれど、お花畑なパラダイスでもない」ってことを自覚することが大切なのだと深く感じます。

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