効率主義は短期的に見れば合理的なんでしょうが、それがいつ非効率に転ずるかなんて誰にも分かりません。
変わりゆく『時と場合』にちっぽけな人間という種族が全て対応することなんて出来ないからです。
ここでいう効率主義ってのは「いつでも何処でも『ムダ』を省いてスピーディにやるのがカッコいいんだぜ」みたいな考え方のことです。
もっと言えば、物事を上手くやるための単なる道具ではなく、『価値観』としての効率に縛られてる思考のことです。
それを個人的にはインスタントって呼んでいます。
私のいうインスタントというのは「何時でも何処でもどんな場合でも単純明快な答えを出していく」という在り方のことです。
テレビのお笑い番組で例えればシチュエーションなんて関係なく「とにかく出てきて3秒でドカンと笑わせなくちゃダメなんだよ!」みたいな感じのね…
一言でいえば何よりも『手っ取り早いこと』を最優先させる発想です。
スピード感と臨機応変さが命みたいなね…
で、そうなると『あやふやさ』や『回りくどさ』をヒドく嫌うようになります。
単純明快さが全てって感じなんですよね。
料理で言ったら「じっくりコトコト煮込む」みたいな作業は大嫌いなのです。
ていうかそういう作業自体不必要だとさえ思ってるのかも知れません…
じゃあ、なぜそういう作業を必要ないと思うのかというと「物事にはすでに単純明快な答えが用意されているはずだ」と思っているからじゃないでしょうか?
「正解はすでに用意されてるのだから、それに対して出来るだけスピーディーに要領良くコンタクトする方法さえ発見すればいいのだ」って考えるのです。
それこそがインスタントな思考の根幹にあるモノだろうと感じます。
これまでこのブログでインスタントについて何度も述べてきました。
それはインスタントな在り方というものが根っこの部分において危ういモノだと感じるからです。
たまたまではなく、本質的な部分においてそういう在り方に心が侵食されるのは相当ヤバいと感じるのです。
ハッキリ言ってインスタントなやり方に染まれば染まるほど心はおろか魂まで腐りだす気がします。
何が本当に大切なのかが分からなくなると申しましょうか…
某テレビ局の人に出演してる専門家の選ばれ方聞いてびっくり。ネットで「感染症 有名」などで検索し、電話をかけて何でもスパッと答えてくれる人に出てもらうと。
上記はワイドショーや報道バラエティにおける新型肺炎の専門家の選定の仕方だそうです。
すべて丸ごと事実かどうかは存じ上げませんが、如何にもありそうなことだとは思います。
そして、なによりそれが典型的なインスタントの実例になってるのが、気に掛かるのです。
テレビを見れば見るほど見た人はインスタントな在り方に染まるんだろうなと…
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