世の中の人の多くは「自分の心の自由度」についてあまり認識していません。
それについて考えてる人自体それほど多くないように感じます。
多くの人は「自分の心なんだから基本的に丸ごと自分の顕在意識で以ってコントロール出来るようになってるはずだ!」と何とな〜くぼんやり信じてるんじゃないでしょうか?
現実に何処までコントロール出来てるかどうかは別に、『構造』としてね…
しかし、実際には只今現在のその人の顕在意識でコントロール出来る部分っていうのは心全体の半分もあればいい方でしょう。
残り半分以上は顕在意識じゃないモノの影響を受けているのです。
影響を受けているというのはやんわりとした表現で実態としては振り回されていると言った方が近い気がします。
何に振り回されているかといえば一番は過去の自分です。
過去の自分とは私の言葉でいえば自縛の想念エネルギーのことです。
日々量産される自分自身に向けたネガティブな想念エネルギーというものは、年月を追うごとに膨大な数に上っていきます。
そのエネルギーは数量に比例してチカラを増し、本来の主たる「顕在意識」を差し置いて本人の思考や行動をガッツリと支配しているのです。
私はそれを自縛のエネルギーと呼んでいます。
自縛のエネルギーの始まりは大抵幼児期における人との関わりの中から生み出されます。
まぁ、最初は母親か父親のどちらかである場合が非常に多いです。
親の言葉や行動によってトラウマが生まれ、そのトラウマを元に自縛のエネルギーが生まれていくってことがよくあります。
子供の頃の自縛のエネルギーが強ければ強いほど、それを元に自分で自分に対して『呪詛』を掛けることがあります。
ここでいうところの『呪詛』というのは「誰かに対してエネルギー的に眼に見えないカタチでネガティヴな影響を与えようとする方法または手段の全て」とお考えください。
マジナイ・ノロイ・呪術・念送りなどと呼ばれる類いのモノをすべて含みます。
一般的に使われる呪詛という言葉の意味より適用範囲がずっと広いし、イメージ的にも大分違うかも知れません。
でも、他にピッタリ当てはまる言葉も無いので今はこれを使わせてもらっておりますm(_ _)m
ここでいう『呪詛』とは自分で自分の心を縛るためのカタチです。
心に張り巡らされた仕掛けなのです。
例えば親から「お前はおとなしくしときなさい!」と言われ続けていたために、自己主張を抑制させるような仕掛けというかカタチを自分の中に作り上げてしまってる人とかがいらっしゃいます。
それは『呪詛』なので、自分の意志だけでは簡単に変えられないのです。
『呪詛』という心のカタチから変えないと変わりません。
しかし、それが自分で仕掛けた心のカタチであることを認識すれば変えることは出来ます。
自分で自分に呪いを掛けてる人ってのは世の中にはホント多いです。
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