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2021-09-17

『振り切れたココロ』のファンタジー

心のバランス人は主観的にモノを見る

人間は誰しも主観的な存在です。
純粋に客観的な人間など一人も存在しません。

なので、大なり小なり心には偏りが存在しています。
偏りのない人間など何処にもいないのです。

元々偏っているんだからその偏りを小まめに修正する必要が出てきます。
そうしないとそのうち心は振り切れてしまうからです。

心が振り切れれば振り切れるほど物事を単純化してで捉えるようになっていきます。
偏りが大きくなった分、心の中身が詰まってないスカスカになってる箇所が増えていくからだと思います。

そうなるとスカスカになった部分には何とか中身をみっちり詰めたくなるのでしょう。

まあ、半ば無意識にですが…

で、大抵は現実とズレたファンタジーな内容が詰まることが多いです。
元々偏りのクセが強いのに、そのままの状態で心にナニカ詰めるから、より振り切れた方向へズレていくのです。
偶然ではなく必然としてね…

なので、世の中には「あいつは (一方に) 振り切れててカッチョいい〜！」みたいな感覚の人が少なからず出てきます。
とにかく白黒ハッキリした濃いめの言動や行動の方にスカッとした爽快感を感じやすくなっていくのです。

爽快感を感じるということはそういうモノにシンパシーを感じやすくなっているということです。

そして、人間は自分の好きなモノに似ていくのです。

結構振り切れた考え方の人はいつの時代のどこの世界にも存在するものです。
それは心のバランスを取るというのが地味でしんどい作業だからでしょう。

元々心のバランスを取るという作業には、曖昧模糊としたモヤモヤ感が付き纏いがちです。

バシッと割り切れてスカッとすることが少ないのです。

これまでスカッとしたくて、心が振り切れていった人を何人も見てきました。

特にスピリチュアルな世界にはその手の人は多いです。

自分だけのファンタジーの世界に入り込んで出られなくなってしまう人がね…

例えばこんな風に↓

霊力を使いすぎた時には、お酒が呑みたくなります。今日はひょんなことから、祟り神化した、またはしつつあった多数の自然神たちの浄化を一気に行いました。

「霊力を使いまくって、たくさんの祟り神を浄化したのだ！」って、何かもう『もののけ姫』の世界ですよねぇ。

ただ、その人にとってはその『もののけ姫』のような世界こそがリアルなのでしょう。

心のバランスを取るのを止めれば、やがてそんな現実と非現実があやふやになった世界を独りよがりで生きることになります。

周りには「おかしなことを言うヤツ」という烙印を押されながらね…

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2021-09-16

『瞳は魂の窓』という話 (波動篇)

波動復刻版霊的

2020年5月にライブドアブログ (『クリアー整体ヒーリング』です) からはてなブログに引っ越しましたが、すべての記事をそっくりそのままこちらへ移す予定はありません。

向こうでは10年あまり、ほとんど毎日更新して来ましたしねぇ、古い記事は朽ち果ててもいいかなって気がするのです。

とはいえ全部消えてなくなるのも惜しい気がします。
復刻版と言いますか、古い記事の一部は手直しなどして、ぼちぼちとこちらへ上げてみたいなと考えております↓

以下は2016年7月の記事です。

「波動的に見た容姿の実例」といった内容のお話です。

以前「見た目がなんか黒い人」というのを記事にしたことがあります。
顔だけ黒く見える人とかについても…

そういう人はなんとなく黒っぽくくすんでいて、モヤモヤとしてはっきり見づらい感じなのです。
あくまでもこちらが受ける『感じ』がそうだということですけどね…

そういう人に以前はたま〜に遭遇しておりましたが、最近はその頻度が明らかに増してきました。
それだけ世の中の波動的な状況が変わってしまったのでしょうねぇ…

これまで人間世界はまるで遠心分離機にかけられたように白と黒、上と下、右と左という風に波動がハッキリと分かれ続けてきました。
その現象はある意味行き着くところまで達して、様々なモノの違いがあられもなくハッキリしています。

「信じるか信じないかは貴方次第！」というのがありましたが、今は信じようと信じまいと様々なことが否応なく露見する時代なのです。

だから、これからは顔で中々ウソをつき辛いと思います。

「顔でウソをつき辛い」というのは一過性のホラなら兎も角継続して長い時間ウソをつき続けると顔に出るということです。
何時もウソをついてる人間の顔に如実になっていくからです。
今まででも基本そうなんですが、これからはより一層それがハッキリくっきりするのではないでしょうか。

で、その件で最近特に感じるのが波動的に眼の辺りが黒く見える人が結構増えているということです。

黒いといっても生気に満ちてキラキラしてるのではなく、何か黒い穴が眼のところに開いたみたいにどんよりと黒いのです。

目は心の窓と申します。

波動的に見れば瞳は魂の入り口なのかも知れませんね…

あと、眼についてもう少しだけ補足しておきます。

瞳の奥の光というか揺らめきのようなモノについてです。

分かりやすいのは濁ったようなギラギラした光ですが、妙にキラキラした強い光って場合もあります。
何れにしろイヤな感じのヌルっとしたモノをその眼の奥に感じたら要注意です。
中々言葉にしにくい感覚ではありますがね…

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2021-09-15

『スペシャルな使命感を持つこと』の危険性

万能感特別

拝見しておりますと所謂スピリチュアルや自己啓発の目的は「世界は自分の為にある！」なんて思えてしまうほどの『万能感』や「自分に出来ないことなんてない！」と信じてしまえるほど『高揚感』を手に入れることのような気がします。

それがそういったことの本来の目的であるかどうかは分かりませんが、一般的にはそういうのが今ごろの『流行り』であるのは確かでしょう。

もちろん何を信じようとそれぞれのご自由ではあります。
ただ、そういった類いの『万能感』やら『高揚感』を求めれば求めるほどそれと反比例して心は浮き足立っていくのです。
その『万能感』や『高揚感』自体が既にフワフワしたモノだからです。
地に足が着いてないってことです。

地に足が着いてない状態が長く続けば当然心は不安定になるのです。
不安定になった心はむやみに揺れ動いて、より現実感を失います。
不安や恐怖や空想・妄想に支配されるのです。

『万能感』や『高揚感』と空想・妄想がコラボレートすると奇妙な『使命感』とかが現れたりします。

「世界の平和は自分が守ってるんだ、」ってくらいの特別で『ウルトラマン』的な使命感です。

この高揚感・万能感・使命感をスピリチュアルな世界のゴールデン・トライアングルと勝手に呼んでいます。
ある種の『教祖への道』とも呼べるでしょう。

実際スピリチュアルな世界のリーダー？みたいな方々の多くが、この三つの感覚を濃厚にお持ちのように感じます。
万能感・高揚感・使命感…ある意味最強 (最悪？) の組み合わせなのかも知れません。

人外のモノとかのマヤカシにもヤラレやすくなるでしょうしね。

「貴方だけが世界を救えるんですよ！」とか何処ぞのカミサマからお告げを受けてたりする人もいそうですし…

そういうのにガッツリ騙されてる人もいる気がします。
っていうかあちこちにいるみたいです。
チャネリングなども『流行り』ですしね。

上記のようなことを5年くらい前に述べたことがあります。

基本考え方は今も変わっていません。

で、最近またこんな文章を拝見したのです↓

自然神に焦点を合わせるとその偉大さや荘厳さに圧倒され、心身とても消耗します。ですが私がやらなければ他に誰も祈りを向ける人が居ないので、何とか振り絞るように自然神の怒りを吸い込んで行きます。圧もハンパないですが、これも宿命、ミッション。

以上は「私には特別な使命が与えられている！」みたいな気持ちになっている人の典型的なお話かと思います。

「私がやらなければ他に誰も祈りを向ける人が居ない」って思考がなってる時点で十分万能感と高揚感に支配されてしまっていると言えるでしょう。

「オレは凄い！オレは別格だ！」っていう傲慢に至る心の道を辿っているのです。

老婆心ながら、「出来るだけ早めにその道から引き返した方がいいのになぁ」って願います。

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2021-09-14

理屈に走りすぎると勘は鈍ります

ココロ勘

生きるということは波乗りみたいなものです。

巡りゆく運の波に上手く乗れたり、乗り損なったりしながら進んでいきます。

また、感情の起伏、身体の好調不調など『自分にまつわる色んな波』が死ぬまで付いて回ります。
それらの波を完全に制御することなど、どだい無理な話です。

「人には添うてみよ！波には乗ってみよ！」でございます（笑）
大波小波乗り越えて、乗り越えながら凌いでいくしか道はありません。

「運命を拓く」とは出会いと選択を繰り返しながら、良い波が来るタイミングをスタンバイして待ち続けることです。

それには平衡感覚が必要です。
先ほども申し上げたように、人生は波乗りですからねぇ。

いざという時の危機察知能力というのはごく普通の日常生活の中にある平衡感覚に支えられています。
つまり、平衡感覚を磨くことが『勘』を鋭くすることに通じるわけです。

この勘ってヤツが運命を拓くためには必要不可欠です。
何を選ぶか選ばないか決めるのは結局のところ己れの勘だからです。

大多数の女性はそのことを理屈ではなく体感として認識されているようにお見受けします。
というか所謂女の勘ってヤツで物事をジャッジされてるケースを、誰しも日常生活において普通に見聞きされていると思います。

一方男性の場合は大抵『勘』より理屈で物事を理解しようとします。
大半の男性は理屈で物事を捉え、正解を導き出すのがよりベターな進歩した方法だと考えがちです。
それは女性に比べて体感が弱い人が圧倒的に多いからだと推察します。

体感が弱ければ理屈で物事を理解するしか、とりあえず方法はありません。

でも、あまりに理詰めで物事を捉えようとすると、より体感は衰えていくでしょう。

体感が衰えれば衰えるほど理屈以外頼れるモノが無くなるので、より理屈に固執するようになります。

それは「何でも理詰めで判断することが『進歩した正当なやり方』だ！」と信じるようになるってことです。

これは「理屈で考えること自体が良くない」なんて話ではありません。

理屈でしか判断出来なくなると、遅かれ早かれ先入観に凝り固まった意固地なココロになってしまうという話です。

そして、「そういう意固地なココロでは、そのうち勘も働きにくくなっていくよ」ってことなのです。

少なくとも勘を鈍らせたくなければ、己れの体感にあまり逆らわずに過ごした方がいいんじゃないかなぁって思います。

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2021-09-13

陰謀論的思考と所謂一つの『コロナ脳』とやら

陰謀論不安

陰謀論的なモノの見方の弊害について、このブログでは何度も書いてきました。

ここでいう陰謀論的なモノの見方とは「人類の歴史の全てはごく少数だが超強力な闇の勢力みたいな者たちによって連綿と精密に作り上げられてきたのだ！」というような考え方のことです。

そういう考え方に少なからぬ人々が何故ハマってしまうかというと、曖昧模糊としたスッキリとしない世界に明確な解答を提供出来るようになるからです。
別の言い方をするならば、陰謀論に染まるような人は「この世は本来誰にとっても分かりやすく明瞭なコトワリによって動いてるはず！」と考えているということです。

それは「もしこの世に不条理で理不尽な出来事が溢れているならそれには必ず自分が納得出来る原因が存在するはず」ってことでもあります。
だからこそ「世の中に起こる悲惨の数々は自分を含め大多数の善良な人々のせいではなく、邪悪な悪の組織 (時の政府や多国籍企業等々) が、この世界を牛耳ってるからに他ならない！」みたいな視点に傾倒しやすいのです。
自分の外側に所謂一つの悪を設定することで自分をより納得させやすい筋立てになるからです。

そうなると『都合の良い事実』にばかりに目が行くようになります。
ここでいう『都合の良い事実』とは自分の考えた陰謀論にとって不都合な部分を取り除いた『本当にあった出来事』のことです。

その都合の良い事実をパッチワークのように繋ぎ合わせていけば楽々と陰謀論に辿り着きます。
それで世界がハッキリくっきりと見渡せた気分になるのです。

この「陰謀論的モノの見方』というのは、別にオカルトな世界だけに存在しているわけではありません。
歪んだ思想のある場所には何処にでも存在しています。

自分に都合のいい事実だけをかき集め、都合の悪い真実から目を背けて人生を歩む人のいる場所にはね…

で、最近またこんな文章を拝見したのです↓

コロナ脳の見分け方 1. アポロは、月面に着陸している 2. 米大統領選に不正はなかった 3. ワイドショーが大好きだ 4. 真夏でも屋外でマスクが必要だ 5. 日本で、コロナ、パンデミックはおきている 6. ワクチンさえ接種すれば、元の生活に戻れる上記3つ以上にはいと答えた方は、コロナ脳です

コロナ脳ってのがどういうモノが具体的には分かりませんが、何か小馬鹿にした感じはしますよねぇ。

まぁ、アポロの話が出てきた時点で、所謂「コロナ脳じゃない人」ってのが、所謂一つの「世界の真実に目覚めた人」なんだろうなってことは分かります。

アポロの話ってのは、「アポロ計画は全部デマカセだ！結局人類は一度も月へなど行ってないのだ！」という20世紀からある古典的な陰謀論のことです。

所謂一つの世界の真実に目覚めた人ってのは、陰謀論に心が囚われてしまった人のことです。

で、人類は月に行ってないと信じていても、ワイドショーが嫌いでも、正直他の人にはあまり影響がないので「ご自由に！」って思うのです。

しかし、反マスクや反ワクチンってのは現実とリンクしてますので、また話が違ってきます。

陰謀論はご自身の頭の中だけで楽しんでいてほしいですねぇ。

関連記事陰謀論的モノの見方と流行り病 - 『クリアー整体ヒーリング』です

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2021-09-12

心が唯物論的な視点に傾くと『操れる系』になりやすい

唯物論的思考操れる系

「肉体という物が無くなればその人の『存在』全ては綺麗さっぱり無くなる！」っていう考え方があります。

所謂「自分の目に見えるモノ」だけを信じる唯物論ってヤツです。

その『唯物論』って考え方を続ければ、遅かれ早かれ「やり逃げ上等！ごまかし万歳！」って感じの心の在り方に傾いていきます。

だって、死んだら魂も含めて自分という存在は跡形もなく消えてなるんですよ？(あくまでその人たちのアタマの中ではですが)

そりゃ「生きてる間にやりたい放題やればいい！自分が消滅した後の世界のことなんて知ったことかよ！」って風にもなるでしょう。

「唯物論的な考え方を続けてるとそのうち刹那的な考え方に染まっていくよ」ってことです。
人生80年というなら80年以上の長さでしか物事が見られなくなります。

唯物論的な考え方ってのは簡単にいえば「自分がちゃんと見たり聞いたり触れたりするモノ以外はマヤカシだ！」って発想ですよね？

例えば幽霊否定派の人はよく「幽霊なんているわけない！何故なら自分はそんなモノ見たことがないからだ！」みたいなことをおっしゃいます。

幽霊がいない根拠は結局「自分が見たことがない」ってことだけです。

唯物論的な考え方に染まれば染まるほど世界は自分サイズの時空間に収縮していきます。

あくまでも「その人自身に見えたり聞こえたり触れたりする世界が」の話ですけどね。

具体的にいうと先ほども申し上げたように、長くても自分の人生という時間のサイズ以内でしか物事を考えられなくなったりします。

あと、自分の社会経験の範囲内、それもいいとこ6割・7割くらいのサイズで思考するようになります。

もう一つ自分のよく行ったところ、住んだところなどで得た知識のサイズの、これもいいとこ6割・7割くらいで結論を導き出すようになるでしょう。

「世界が自分サイズの時空間に収縮する」とは大体こんな感じです。

諺でいうと「井の中の蛙大海を知らず」でしょうか。

で、世界が自分サイズの時空間に収縮すると

「この世の可成りの部分はテクニカルに操れるんじゃないか」と考えるようになったりします。

全員そういう風になるわけではないでしょうが、そういう思考に囚われる人は少なくはないと思います。

その手のメンタリティを個人的に『操れる系』と呼んでいます。

つまり、唯物論的な考え方に染まるほど『操れる系』になりやすいということです。

『操れる系』の思考をされる方の多くが、「世界は自分の手のひらに乗ってる」みたいな気分になっているようにお見受けします。

それはひとえにその人に見えている世界のサイズが小さくなっているからだろうと感じます。

要は心の視野が狭くなっているのです。

心の視野を広く保つには、『自分』の枠を超えた不可知の世界への畏れを失わない方がいいだろうと老婆心ながら思います。

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2021-09-11

所謂一つの『低級霊』と人為的な基準

波動復刻版霊的

向こうでは10年あまり、ほとんど毎日更新して来ましたしねぇ、古い記事は朽ち果ててもいいかなって気がするのです。

スピリチュアルな世界には低級霊とか高級霊とかおっしゃる方がいらっしゃいます。

その高級とか低級とかの言葉がどうもピンと来ないので少し調べてみたのです。

低級

等級や内容・品質などの程度が低いこと。また、そのさま。

簡単にいえば「低級霊とは等級が下の方の亡くなったヒト」になります。

じゃあ、その等級って何だと思い、調べてみました。

等級

上下・優劣の順位を表す段階。くらい。階級。「五つの等級に分ける」「等級を付ける」

等級とは分けたり付けたりするものらしいです。

元から自然に分かれてるわけではなく、何らかの基準に沿って分けたり付けられたりするものであるということです。

つまり、人為的に後付けされたものであるわけです。

「高級・低級という分け方を絶対するな」とかいう気は更々ありません。
ただ、それは人為的な分け方なので気を付けないとブレブレになる可能性が高いですよとは申し上げたいです。

何故なら自然には端から高級も低級もないからです。
例えば高気圧や低気圧のことを高級気圧・低級気圧なんて言う人はいません。
晴れは高級で雨は低級なんてこともないのです。

私からしたら霊的なものに等級を付けるというのは天気に等級を付けてるのとあまり違いません。

等級ってのはあくまでも『人間社会での物事の仕分けに必要だから』分けるのだろうと思うのです。

眼に見えない世界まで仕分けするのは元々のスジとしてやり過ぎじゃないでしょうか？

生きてる人間が勝手に基準を付けるようなことではないと感じるのです。
個人的にはね。

以上は2017年の記事です。

高級霊とか低級霊とかいう人は以前より減ってきた気はします。
まあ、スピリチュアルに限らず、やたらと高級だ低級だとランク分けしたがるのは如何なモノかと感じてしまいますが…

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2021-09-10

『啓蒙したがる人』の見分け方

啓蒙

世の中には『啓蒙したがる人』ってのが少なからずいらっしゃいます。

ここでいう『啓蒙したがる人』とは他人に対して「自分が『正しい道』に教え導かねばならない！」という暑苦しい使命感を持った人のことです。

個人的には余計なお世話って風に思えますが、ご本人たちは至って真剣です。
まあ、その真剣さは大抵疎まれる類いのモノなのですけどね…

人は「周りの人間より自分は優れている！」という根拠のない優越感を持ってしまうと「無知蒙昧な人間たちを自分が啓蒙しなくちゃいけない！」という傍迷惑な使命感に駆られたりするようです。

そして、それこそが「善を為すことだ！」と信じていたりします。

しかもそういう人は必然的に他人に対してはアグレッシブになっていくものです。
何故なら「分かってない奴らにオレ様が本当のことを教えてやるよ〜！」的な行為をしようとすればするほど、他人からは嫌がられ、疎まれることが多くなるからです。

まぁ、自分の考えを押しつければそうなるのは当たり前っちゃ当たり前ですけど、ご本人にとっては『不快の極み』なわけです。
「何故に真理を教えている俺様の言うことが軽んぜられるのか！？ふざけんな💢」となるわけです。

では、そもそもどうしてそんな感じになってしまうのかというと「正しいことは一つだけ！」ってのが心の奥底にあるからだと思います。

色んな「正しい！」が世の中にはあるのかも知れないなんて風には中々認められないのです。理屈ではなく、感情としてね…

今回は『啓蒙したがる人』かどうか見分けるポイントについて少し述べてみたいと思います。

それを簡単にいえば思い込みが激しい感じです。

具体的には言葉の使い方の特徴を見ればいいでしょう。

① 言葉の使い方が一義的である

言葉ってのは基本多義的なモノですが、自分または自分の属する集団の解釈しか認めないのです。

例えば「神とはこう、霊とはこう。それ以外の解釈は認めない！」みたいな感じでね…

② ①に付随して言葉の説明は基本しない

言葉に一義的な解釈しか認めないので、「説明不要！問答無用！ちゃんと勉強してついて来い！」って感じなんですよね。

「オレの知ってる言葉の意味だけが正しい意味なのだ！」って思ってるので説明は要らないと考えるのでしょう。

③ ①・②の状態が進行して、「連続ドラマを3回めくらいから見てる感じ」の話し方になる

「前回までのあらすじ」的な相手の理解を助けるような補足的な説明を基本しないので、最初から話を聞いてても相手は、『いつも途中から話を聞いてるような気分』になるのです。

あと、分かりやすい言葉遣いとしては、何の説明無しに、やたらと「横文字を使いたがる」「専門用語を使いたがる」などが挙げられます。

また、自分独自の用語や解釈を普遍的事実のごとく用いるってのもあります。

以上『啓蒙したがる人』の見分け方でした。

その手の人は出来るだけ相手にしない方が無難かと思います。

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